2019年5月24日(金)から1泊2日で、茨城県石岡市にある石岡市つくばねオートキャンプ場に行ってきました。ここを選んだ理由はなんといってもフリーサイトからの眺め!!標高は300mと低いほうでそろそろ暑くなりそうという時期でしたが、真夏になったらそれこそ暑いので今しかないッと決行しました。
時期的にも花の季節です。春のバラが綺麗に咲くころだと思い、探してみると茨城県フラワーパークが近いようです。また、茨城は巨大な像が多くあるらしいので、巨像を巡ることも目的にしてみました。
石岡市つくばねオートキャンプ場について
石岡市つくばねオートキャンプ場の基本情報について紹介させていただきます。
地図
基本情報
営業期間 | 通年 水曜定休日(12月~3月) |
住所 | 茨城県石岡市小幡2132-14 |
電話番号 | 0299-42-2922 |
標高 | 300m |
東京からの距離 | 87.9km(東京駅から常磐自動車道 経由) |
サイト | オートキャンプ20区画 フリーサイト・デイキャンプ10張 |
予約方法 | 電話 |
利用時料金 | オートサイト:5,500円 フリーサイト:2,200円 利用料:大人1,080円、子供540円 |
チェックIN/OUT | 14:00~/~10:00 |
おすすめ度 |
詳細は石岡市つくばねオートキャンプ場をご確認ください。
周辺観光と買い出し(1日目)
朝日峠展望公園
茨城県フラワーパークに向かう途中、キャンプ場まで車で20分ほどというところにある朝日峠展望公園という展望スポットに寄ってみました。駐車場に車を停めてから展望台までは軽いハイキングでした。
5月のこどもの日は過ぎていましたが、鯉のぼりがゆらゆら風に吹かれていました。とても見晴らしの良い展望台となっており、風が気持ち良いです。
筑波山もはっきり見えました!!左が男体山、右が女体山です。形がネコの耳みたいで可愛いです。日本百名山で関東から日帰りで登れます。ケーブルカーもあるので初心者でも大丈夫な山です。
茨城県フラワーパーク
最初の目的地、キャンプ場を通り過ぎて15分ほどのところにある茨城県フラワーパークへやってきました(リニューアル⼯事のため2020年6⽉22⽇より⼀時休園中で、次のオープンは2021年4⽉下旬のようなのでご注意ください)。
入ってすぐのところ。とても広そうです。ここで記念撮影ができます。団体さんは並んで撮影をしていました。バラは見頃です。
結構広そう。右回りで攻めることにしました。歩くのが苦手な人は、園内を走る周遊車を使うと良いと思います。私たちはトレーニングとして歩きます。
バラと言ったら一番に赤色を思い浮かべてしまうのですが、こちらは淡いピンク色で可愛いです。帰ってから調べてみると、イングリッシュローズの中でも最も香り高い品種のひとつだったようで、匂いを嗅いでみればよかったと後悔。
恋人の聖地って結構いろんなところで見かけますね(笑)
時期が良く、本当に見頃でした。いろんな種類のバラがあるなーと思っていたら、なんと800種3万株も植えられているようです。すごいっ!!
バラのトンネルです。
フラワードームという園内施設にも入ってみました。色鮮やかなバラが並べられていて、本当に綺麗!!
え…。可愛くないバラも発見。花の色が腐ったような色です…(←ゆー:バラじゃないよ)。
ひととおりバラのエリアを見て周ったところで、展望台を目指します。展望台は、ふれあいの森というエリアを抜けて登った先にあります。木々の中を歩くので、木漏れ日は気持ちよいですが、そこそこの階段を登っていくことになるので、楽をしたい人は周遊車を推奨です。歩くからか、展望台まで行く人は少ない感じでした。
ふれあいの森を抜けると展望台が見えてきました。
じゃじゃーん!鉄の人工物!
展望台より。なんの山だろう?
展望台からの景色を十分楽しんだので、来た道を戻って降りていきます。
戻り際、入り口近くの池には大量の鯉がいることがわかりました。餌は無いですけど、餌を投げるフリをすると、物凄い勢いで寄ってきました…(いじわるでごめんなさい)。
全体を歩いて見て周ったのですが、所要時間はだいたい1時間半くらいでした。
トレタ
昼前になったので、茨城県フラワーパーク駐車場内にあるレストラン「トレタ」で昼食です。おしゃれで人気そうだったので、11:00開店のところ11:07にIN。平日ということもあり、まだガラガラでした。
どれも野菜を使ったメニューのようでいろいろ迷いましたが、トレタランチとピザランチにしました。どのランチメニューを頼んでも付いてくるサラダはなんと22品目もの野菜が!!家で作ろうと思ったら絶対無理です。
トレタサラダがやってきました。野菜がシャキシャキしていて、新鮮さが伝わってきました。温玉もほどよい硬さで野菜を邪魔せず、とても美味しかったです。家の近くにあったら毎週リピしたいくらい。
トレタランチのメインの石岡銘柄ポークのグリルです。肉が分厚いっ!
ピザもやってきました。ズッキーニの歯ごたえが良く、トマトとチーズも相性が良いので美味しくないはずがありません。
ちゃっかり季節のデザートも。ランチメニューに+350円で付けることができます。
レストラン横には、物産館が併設されています。食事の後は物産館を見て周って気になった食材とおつまみを購入しました。
お昼を過ぎたのでそろそろキャンプのチェックインができます。買出しを済ませてキャンプ場へ向かいましょう。
やさと温泉 ゆりの郷
やさと温泉「ゆりの郷」にやってきました。温泉にも入れるようですが、私たちは併設されたゆりの郷物産館へ。
地元の野菜やお米、平飼いたまご、ドリンクなどが売っていました。このニンニク、芽からにょきっと長いです。
フードマーケットカスミ八郷店
食材が足りなかったのでスーパーへ。品揃えはそこそこ。地ビールがなくてゆーは残念そうでした。
キャンプ場に到着!
管理棟
立派な管理棟です。
薪が1kg 130円で売っていました。測り売りは初めてです。5Kgくらい調達しました。
フリスビー(フライングディスク)が売っています。このあと林間広場というのがあるのを知ったのですが、フリスビーで遊ぶのに丁度良さそうな感じでした。受付を済ませて今回のフリーサイトへ向かいます。
設営
フリーサイトは管理棟周辺のエリアになります。林間広場は傾斜のある遊び場で、テントを張ることはできません。オートサイトは林間広場の下にあります。場所が取れるのであれば、高台になっているフリーサイトが断然おすすめ。
フリーサイトは駐車場から荷物を運ぶというミッションがあり、台車がそのミッション遂行を後押ししてくれます。台車があると2~3回の往復も楽です。
じゃじゃーん!!
設営完了です。ステイシーST-Ⅱの良いところは前室がタープ代わりになるところ。キャンプでまず初めにやることはタープを張ることってよくテレビで聞きますが、ぶっちゃけタープとテント両方を設営するのはめんどくさいです。椅子やテーブルもコンパクトなので、ステイシーの前室に収まり、何の問題もありません。
林間広場の下のほうから私たちのテントを眺めた写真です。フリーサイトのなかでも斜面近くをゲットできたため、最高の景色になりました。土日は争奪戦かもしれません。遮るものがないので屋根は必須ですが…(汗)
ゆりの郷物産館で購入した徳川コーラ。味は普通のコーラと変わらないですが、徳川ラベルです、徳川。
夜ご飯
まずは、いばらきのサラミ。みーはサラミは嫌いなので、これはゆーのおつまみ。
葉っぱ付きのにんじん。近くのスーパーではこんな状態で売っていないので興奮して買ってしまいました。サイズも小さめで食べきるには良いです。これは水洗いして皮のままダッチオーブンへ。
キャンプを繰り返していますが、なかなか料理のレパートリーが増えません。今回もとりあえず肉を焼きます。
肉を焼いたらレタスと一緒に。いっただきまーす!!うん、美味しいです。
ダッチオーブンで料理ができるのを待っている時間もいいですよねー。開ける瞬間が楽しみです。
できました!!チキンと野菜をダッチオーブンで入れて焼いただけの簡単な料理ですが、野菜が甘くて美味しい!じゃがいもと人参は切らずに入れましたがトロトロなので食べやすいです。
あっ、重要なことを言い忘れました。実はこのキャンプ場、野良猫がいます。夕食のときに何度もこちらに近づいてきて、何度も追い払ったのですがかなりしつこいです。隣のキャンパーのところは特にお気に入り?だったようで何度もアタックを仕掛けていました。くれぐれも夕食が奪われないようにご注意くださいませ。
おやすみなさい
星が綺麗に見えました。それではおやすみなさい。
施設の紹介
サイト図
オートサイト、フリーサイト、ケビン、シャワー室、ゴミ捨て場…必要十分なものは揃っています。
炊事場
炊事場は綺麗です。お湯が使える蛇口もあります。炊事場の隣はバーベキュー棟になっているのですが、夕食の洗い物をしていると猫がバーベキュー棟で待機しているのが見えました。せっかちな猫は洗い物をしているすぐ傍までやってきて、さっそく残飯をいただこうとしていました。ちょっと怖かったです。
トイレ
温座、ウォシュレット付きで何も言うことはありません。
ケビン
ケビンもなんだが別荘みたいな雰囲気で立派ですね~。
フリーサイト
デイキャンプサイトと書いてありますが、フリーサイトもこちらです。私たちが宿泊したときは平日ということもあって3組でした。
違うアングルからも写真を撮ってみました。割と広いです。
電源付きサイト
電源付きサイトは広そうでした。斜面を下ったところなので、眺望を考えるとフリーサイトの斜面近くが断然おすすめです。
遊び場
林間広場に遊び場もありました。みーも大人ながら楽しんでしまいました。
トトロに出てくる道(みたい)
謎のトンネルも見つけました。この先に何があるかはネタバレしないでおきます。
注意事項、ゴミ捨てについて
ゴミは分別すれば捨てられるので嬉しいです。
周辺観光(2日目)
おはようございます
天気は最高です!!!朝からかなり暑いです。
私たちの居住域にお客様がいらっしゃいました。土を掘っていらっしゃいます。ご苦労様です。
朝食
り、りんちゃん。ブサイクになってしまってごめんね。味は問題ナッシングです。
朝食を取ったら撤収。茨城県の巨像めぐりへと行きましょう!
くれふしの里 古墳公園
まずは、くれふしの里古墳公園です。古墳といえば昔学校で習いましが、それが見られるのかしら…と期待。
こちらが最初の古墳。おおっ、盛り上がってる!!イメージしていた古墳とはちょっと違いましたが。
こちらが2つ目の古墳です。古墳の上を歩けちゃいます。
こちらが3つ目の古墳です。え、もしかして少しだけ丘になっているところ!?難易度が高いです。
はに丸タワー
むしろ今回はこれががメイン!!第一の巨像です。どうでしょう、はに丸タワーの後ろ姿。でかいです。
じゃじゃーん。可愛すぎます。はに丸さんと一緒に写真を撮りましたが、自分がかなりちっぽけに見えました。
もちろん登ります!!頭の上まで登ることができます。子供がいたら大興奮間違いなしです。
蔵+蕎麦 な嘉屋 (なかや)
古墳&はに丸くんとの遊びを満喫したのでお腹が空きました。少し移動して、水戸芸術館の駐車場に車を停めて、京成百貨店1Fにある蔵+蕎麦 な嘉屋にやってきました。外観はバーみたいな雰囲気のお店でした。
木内家秘伝のつけけんちん蕎麦を注文しました。味噌のけんちん汁になります。おしゃれな前菜も付いていてテンションが上がります。とても美味しかったです。ごちそうさまでした。
TASTE(テイスト)木内酒造
先ほどのお蕎麦屋さんは京成百貨店1Fにあるのですが、他にもおしゃれなお店がたくさんありました。こちらはTASTE(テイスト)木内酒造というセレクトショップで、常陸野ネストビールなどのお酒が並んでいました。季節限定のビールもあったのでキャンプの前に寄れば最高だったかも。
水戸タワー
第二の巨像(像ではないかも?)。まさにアート作品!面白い形のアートタワー(名前は水戸タワーだと思ってました)です。水戸芸術館にあり、地上100mの高さになります。大人200円、小中学生は100円で登ることができます。これは登るしかないでしょ!
100mでも結構高いっ!天気もいいので遠くまで見渡せます。
外を覗けるところがいくつもあり、何が見えるのかポップもあるので探すのが楽しかったです。
水戸芸術館
またまた謎のアート作品。巨大な石を吊るしているようです。なんとなくかっこいい感じ。
次の巨像へ向かうべく、芸術館はほぼスルーでした。
大串貝塚ふれあい公園のダイダラボウ
水戸芸術館から車で約20分。第三の巨像ダイダラボウを見るため、大串貝塚ふれあい公園にやってきました。茨城の人たちって大きい像を作るのが好きなのかしら。まず、ダイダラボウの足跡を発見しました。池になっています。長さ73mの足跡ってことは本体は物凄い大きさかなとワクワク。
ダイダラボウの後ろ姿発見っ!!!
そもそもダイダラボウってなに?という疑問に答えてくれる看板が設置されていました。
どうです、この迫力!!かっこよすぎます。足の筋肉の強さが伝わってきます。実はこのダイダラボウさんにも登ることができます。登ると胸元に見える手のひらに出ます。みなさんぜひ。
縄文時代、弥生時代の住居も設置されていました。縄文くらしの四季館という展示施設や貝塚跡あり、十分な時間を楽しめました。
この後、牛久の大仏を目指したかったのですが時間切れでした。
石岡市つくばねオートキャンプ場の感想
石岡市つくばねオートキャンプ場は2018年10月頃に見つけて、行きたかったキャンプ場でした。半年経ってやっとお邪魔することができました。ここのおすすめは何といってもフリーサイト!!特に斜面近くのポジションは開放的で気持ちが良く、最高の眺めでした。車が横付けできないので台車で運ぶ必要がありますが、それほど遠くないのであまり苦ではないです。リピート時は同じところをゲットしたいです。
今回の旅では、はに丸タワーやダイダラボウを見ましたが、茨城県にこんなに巨大で面白い像があるとは知りませんでした。高さ120メートルの牛久大仏は今回行けなかったので次チャンスを待ちたいと思います。
ということで、キャンプも観光も大満足となりました。楽しかったです!!
では、また。
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