荒川ダウンリバー&野営1日目@荒川/長瀞:三峰口~樋口

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パックラフト

2023年6月17日(土) 親鼻1.83、落合1.28 / 18日(日) 親鼻1.79

梅雨の晴れ間、土日で最高の天気予報。

御岳は多摩川全区間での鮎釣り解禁日のため自粛モード?野営もしたいけど、真冬にツーリングした那珂川も6月から鮎釣りが解禁されているし、このシーズン初めてなのでどうなのか不安。

悩んだ結果、二週連続の荒川。水位は先週よりも高く、釣りをしている人も少なそうな気がするのと、野営ルートを開拓すべく更に上流の三峰口からのダウンリバーを決行。

参考となった情報は2件のみ。どちらも水が少なく浅いようですが、水位を見ている感じ多分今回は多いので行けるはず。少し不安を抱きつつスタートしたのですが、結果としては最高でした。

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長瀞奥地からパックラフトでDR / キサマママさんの簑山の活動データ | YAMAP / ヤマップ
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コース

YAMAPでGPSの軌跡を記録しましたので、こちらもご参考に。写真やコメントは簡単にしてます。

荒川(長瀞)パックラフトダウンリバー(三峰口〜樋口) / yumecampさんの簑山の活動データ | YAMAP / ヤマップ
那珂川もいいかなと思っていましたが、鮎釣りシーズンなのでどうなのか分からず敬遠。水量多めの荒川をチョイス。先週同様荒川ですが、距離を伸ばして三峰口から。野営もやっちゃうぞ。釣り人は少なく、通しで4、5人くらいでした。運動公園〜旧

アクセス

マイカーでアクセス。今回はスタート地点の三峰口まで車で行き、駅横の駐車場に停車。ゴール地点の樋口駅から電車で戻る計画にしました。土曜日のスタートがどうしても遅くなりそうなのと、野営後に早朝から活動開始すればいいのでこのプランで。

駅に隣接した駐車場は1日530円。2日間なので1060円をお支払い。

にしても梅雨の晴れ間で暑い。出発の準備をしている間に汗だく。早く川に入りたい。

前回よりも大荷物。ドライバッグを丸っとザックに入れてます。外付けが雑です。ちょっとダサいけど、川に行くまでの辛抱。と思ったけど、🍺が入ったソフトクーラーボックス(PFDの上の黄色いやつ)をこの位置に付けるのはダメだった(笑)

パックラフト2艇はPAAGOWORKSのCARGO 55に積みました。背負子形式なので丸めた2艇を収納できました。

道中のコンビニで水を買うのを忘れてしまい、手持ちだけでは心もとないので、自販機で500mlを3本購入。駅を通りすぎで、少し行ったところを左折して川辺に向かいます。

少し荒れた感じの道を進んで行きます。結構荒れてたのですが、車が通ることもあるのでしょうか?

川が見えた。けど、結構見下ろす感じ。この先から降りていけるかな?水は全然あります。

エントリー出来そうなところがありましたが、急だったのでもう少し先へ。うっそうとした茂みを進みます。

ベストではない感じですが、ボートを広げて準備できそうな場所があったので、準備をしてエントリー。もっと探せばいいエントリーポイントあるのかも。

CARGO 55はフレームのあるザックなので、カーゴフライに入れずに、バウに取り付ける形式としました。PORTERはアルミステーが2本入っているだけなので、アルミステーはバウバッグに収納して、本体はカーゴフライに。

ダウンリバースタート

水が冷たくて流れまぁまぁ早いので、ちょっとだけ進んでポンピング。スタート直後は浅いところありましたが、その後はスムーズに進んで行けます。先を見ながらかなりドキドキ…。

一つ目の橋、平和橋。橋があると撮りたくなります。

渓谷の景色を独り占め。程よく刺激のある瀬を抜けながら、川が大きく蛇行して先が見通せない場合はスカウティングして、問題ないことを確認しながら進みます。

鉄塔と電線が見えなければもっと最高。

本日最大の難所?流れが細くなり少し落ち込んでいるよう。写真だとほぼ見えませんが、流れの先に木の枝が浮き沈みしているように見える。安全を取って、ここはポーテージを選択。裏側からも見ましたが、木があるのは流れの少し先だったので、やや左側に問題なく抜けれれば大丈夫かな。

荒川橋。この先に将門の滝 オートキャンプ場があります。

左手にキャンプ場。男女2名がテントを張って川を見下ろしています。キャンプ場の前が瀬になっていたので、問題なく行けそうかスカウティング。

前回、親鼻の手前、キャンプ場を過ぎたところの瀬でフリップしたことが思い返されます。ギャラリーいる中、今度こそは問題なく通過したい。問題ないだろうということで、ゆーが先頭でGO。

右側を抜けましたが、もっと左を抜けた方が良かったかも。みーさんもほぼ同じルートで無事に通過。何事もなく安心。キャンプ場のギャラリーに手を振って、次へ進みます。

日野鷺橋。この辺りを抜けると峡谷部は終わりという感じで、開けてきます。この辺まで緊張感をもってくだってきたのでとても長く感じました。そろそろもう野営始めちゃうか?って感じ。

この辺も野営地として良さそう。ここから進むと住宅などが近くなりそうで、旧秩父橋すぎるまでしばらくは不向きな感じかなとも思いつつ、全体の1/5くらいしか来てないので覚悟を決めて進むことに。

間は結構はしょっていますが、、、荒川総合運動公園多目的グラウンドのところに人工物ありでポーテージ。この辺り、事前にGoogleマップの衛星画像で確認していたのですが、この先に堰もあるように見えていたので注意しながら進む。

堰があるように見えていたのはこれでした。この落ち込みは行けるの?一番左側が2段になっているので行くならそこかな?とか話をしながらチャレンジせずにポーテージ。安全志向で。

カーゴフライに野営の荷物を入れているので重いですが、そのままでも担ぐことはできました。

再スタート。ここの右手もキャンプ場のようでした。調べてみたところ、浦山口キャンプ場っぽい。先で浦山川の流れが合流しています。

この先進んで、柳大橋の手前に第一釣り人発見。川から来るとは思っていないのか、気づかれるのが遅い感じでした。後ろ通らせてもらいます!全行程通して釣り人には4~5名ほどでした。

テトラ群に注意。

巴川オートキャンプ場があったところの前は、幅広な瀬になっていました。巴川オートキャンプ場は、以前にリバーサイドで地層を見ながらキャンプさせてもらったのですが、無くなったことを知って残念。

振り返ると武甲山。時折姿が見える感じでしたが、最初と比べると見える角度が変わってきました。

発電所。水をジャバジャバと噴き出していました。

巴川橋。

前半と比べると川幅広く流れも穏やかなので、テトラなどの人工物などに注意して、といってもそこまで注意するほどでもなく、特段述べることがないので、橋シリーズでどんどん行きます。

佐久良橋。

秩父公園橋。その奥にも。

橋シリーズ全部撮れてるのかな?後から名前などは確認しているので間違っていたらご愛嬌ということで。

そして、やっと秩父橋と旧秩父橋に到着。前回のスタート地点まで来ました。

その先、セメント工場の橋の手前の瀬。前回は右岸側を通ったのですが今回左岸側で。これは通過後に振り返ったところ。前回も思ったのですが、結構岩があってルート選びが難しい感じ。

なんだかこの手前の右岸側、化石が発掘されたところだとか?

野営開始

もう十分でしょう、ということで本日の野営地はここに決定。広大なので、どこにテントを張るか10分くらい探索。石ごろごろゾーンと土ゾーンがあったけど、土ゾーンは動物の足跡が。熊じゃなければよし!?

風もないし、暑いので、アライテントのトレックライズ2をフライシートなしで設営。衣類など乾かそうと思ってテントやら地面やらに広げています。ただ結構日も傾いてきているのでなかなか乾かないかな。

かんぱーい。

モンベルの小型の保冷バッグに詰めてきた食材たち。ホルモン焼です。

バーナーとフライバンでじゅーっと。〆にやきそばも持ってくれば良かったと後悔。

夜は豆から挽いたコーヒーを優雅に飲んで(ヘッドライトの光で虫がダイブしてきたけど)、2人だけの静かな空間、非日常を味わい、満足して就寝しました。

1日目はここまで。

まとめ

野営がしたかったので、那珂川も考えましたが、鮎釣りが始まっているのでどのような状況か分からず敬遠。長瀞もさらに上流から行けば野営を含めたプランが考えられるのではと、三峰口から下ることを決定。前半は特にドキドキ、結構ロングに漕いで、前回のスタート地点である旧秩父橋を越えて野営地を確保。

2日目に続きます。

コメント

  1. REI より:

    ゆー&みーさん

    はじめまして、REIといいます。自称ぱっくらふたーです。
    たまたまこちらのブログをみつけて感激しています。知りたかった情報そのものがバッチリ記録されているとは!!
    秩父橋よりも上の情報ってほとんどみかけず、それより下流でさえ、海部郡山川町さんの記録くらいしか見つけられずにいました。
    しかも2日目相当の6月18日は、私も秩父橋のあたりから樋口まで下っていました。9:30ごろスタートして、樋口スロープ着が13時ごろだったから、おそらく私が後追いした形ではないかと思います。
    また適度に水位があがったあたりと見計らって、私も三峰口からのダウンリバーに初挑戦させていただこうと思います。ありがとうございました。

    • yume より:

      REIさんはじめまして。
      実はといいますか、REIさんの記事を参考にして、那珂川、そして、荒川の秩父橋~樋口を下りました。
      先日のREIさんの記事を見まして、私も同じ日に秩父橋~樋口の区間を下っていたことを知り、コメント差し上げようかと思ったのですが、
      差し出がましいかとも思い書けずにいたところでした。
      コメントいただけたこと、非常に感激しております。

  2. やまかわ より:

    こんばんは。8/16に三峰口→和銅黒谷を下ってきました。
    こちらの記事がそれはもう大変凄く参考になりました。ありがとうございました!
    三峰口~日野鷺橋が峡谷感があってとても良かったですね。
    生憎雨だったので、晴れた日にまた漕いでみたいと思います。

    ではまた覗かせて頂きます。

    • yume より:

      つたない記事ですが参考になったのであれば幸いです。
      たまたま三峰口からの情報は少なかったようですが、これからも有益な情報を提供していくというのは、なかなか難しいとも思っています(私が怠惰なのでなかなか書かないとかも…)。
      ですので、あまり期待せずに、見守っていただくのがちょうどよいと思います。
      これから私もやまかわさんのレポートを参考に、川下りさせていただきたいと思います。

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