2021年夏休みは日本百名山の巻機山、大朝日岳、月山、鳥海山を攻める計画です。初日には巻機山、4~5日目は朝日岳に1泊2日(避難小屋泊)登山、8~9日目は鳥海山に1泊2日(小屋泊)登山に行ってきました。残すは月山のみ!!
本日は湯田川温泉 九兵衛別館 珠玉や(たまや)で朝食を取ったのち、台風で延期した月山に登ります。その後、夏休み2回目の月山・弓張平オートキャンプ場でキャンプをする計画です。夏休みもいよいよクライマックス。やり残すことなく終えたいと思います。
月山について
月山の基本情報について紹介させていただきます。
地図
基本情報
位置 | 山形県 |
標高 | 1,984m |
累積標高差 | 登り619m、下り616m |
総歩行時間 | 3時間35分(うち休憩は25分) ※駐車場~リフト上駅までの移動時間は除く |
総歩行距離 | 6.4km |
アクセス | マイカー |
おすすめ度 |
湯田川温泉 九兵衛別館 珠玉や(たまや)
貸切檜風呂(あさつゆ)
昨日は展望露天風呂に入ったので、朝は1Fの檜風呂に入ることにしました。1Fの檜風呂には大と小があります。一人だったので小をお借りしました(ゆーさんは朝が弱いので、誘いましたが起きられず…)。5:40だったので、3つの貸切風呂はどこも空いていました。
朝からとても気持ち良いお湯です。貸切風呂だと他の人を気にせずゆっくり入れるので最高ですね。
山形県では3番目に古い温泉なんですね~。疲労回復にも良いみたいなので、月山筋肉痛は起きないかもと期待するみーなのでした。
庄内MAP
エレベータにはこのあたりのMAPが貼ってありました。鶴岡市立加茂水族館、山居倉庫、日和山公園、土門拳記念館に行ったな~。このあたりだけでもかなり楽しめるところがたくさんあります。羽黒山や湯殿山、最上川舟下りも気になる。
朝の客室からの眺め
さて、鳥海山は見えるのでしょうか。ん?薄いけどよく見ると…
こちらがアップ写真。見えますかね!!鳥海山!!大きいな~。
朝食
朝食は一番早い時間の7:30~。昨日と同じ半個室の席でいただきます。朝ごはんにもお品書きが出てくるとは。ご飯はつや姫です、楽しみ~。
塩納豆が出てきました!納豆大好きみー、喜んでおります。長芋煮が柔らかくてとっても美味しい~。皮まで付いているけど普通に食べられます。そして肝心のつや姫をいただきます。お米が甘い、そしてふっくら。お米だけでもどんどん箸が進んでしまいます。個人的には雪若丸よりつや姫派です。
焼き鮭と卵焼き。
朝もデザート付きなんて珍しいですよね。しかも2品も!!ババロアもいちごのアイスもどちらも美味しかったです。ご馳走様でした。朝から満腹になったので、月山登山も元気よくできそうです。
月山
姥沢駐車場
10時すぎに駐車場に到着。とても広い駐車場でしたが、かなりの車で埋まっていました。空いていないか不安になるほどでしたが、まだ奥のほうは停められました。さすが人気の月山、土曜日ということもあってすごいです。
身支度を整えて出発。朝ごはんもたっぷり食べたのでお昼は特に作る予定はありません。行動食と水をリュックに詰め込んで出発です。出発して早々、綺麗な蝶々がいました。以前に尾瀬で見た蝶々に似ています。
姥沢公衆トイレ
月山ペアリフトに向かう途中の車道にトイレもあります。
そして月山ペアリフトまでは車道をひたすら歩きます。登山道で登るのは全然良いのですが、コンクリートを登るのは精神的にちょっとツラい。月山環境美化協力金として、一人200円支払いました。
しばらく頑張って進むとペアリフトを使う人と使わない人の分かれ道に到達。延期する前の当初目標は、キャンプ場チェックアウト前に月山を攻め切る気でいたので、登りはリフトを使わないつもりでしたが、今日は出発が遅いですし、キャンプが控えているので時間節約、迷うことなく月山ペアリフトの方面を目指します。
月山ペアリフト
やっと到着。ここまで駐車場から15分くらい。立派な建物です。
往復1,100円。
リフト下駅
乗り場に行くと大人3人が待ち構えています。
ぐだぐだしていたら先を越されました。月山リフトは2人で乗っても窮屈な感じはなく、安心して乗ることができました。トンボがとにかく多くて、みーとゆーの靴に同時にトンボがくっつくシーンもありました。
リフト上駅
そういえば、雪が残る斜面でスノーボードしている人がいたな~。閉鎖されていなかったら下まで滑ることができるのでしょうか。人が多いです。
安全を祈願して、いざ出発。
今回のルートは姥ヶ岳→金姥→牛首を経由して月山頂上を目指し、帰りは姥沢小屋方面に下って月山ペアリフトで下山するコースです。はじめは石段の道です。雪が多い月山だからでしょうか?1,500mちょっと超えたくらいなのですが、高い木がなくて既に森林限界を超えた景色になっています。
緑が鮮やかです。目指すべき道がはっきりと見えて気持ちが良いです。
チングルマ。たくさん咲いています。
ニッコウキスゲもたくさん。鳥海山にも劣らない数です。
登山道は木道になりました。左右どちらもお花畑です!!遠くまで花が咲いていて綺麗です。
姥ヶ岳
姥ヶ岳山頂に到着しました。弓張平オートキャンプ場から見えるのはこちらの山ですね!
三角点も発見。
姥ヶ岳山頂近辺はぐるっと1周できるようになっています。ベンチもあるので、そこでランチをしている人もいました。
なにかがくっついています。
雲のもやっと感がまたいいですね~。稜線歩きが楽しめそうです。月山頂上は見えません。まだ奥のようです。
謎のお花。葉っぱの色と形が独特。
少し枯れているのかな。それでも必死に生きようとしている姿が何ともたくましいです。
雪渓キター!!といっても普通に歩けました。ここの雪渓でスノーボードをして遊んでいる人がいました。2021年は雪不足な年だったので残念でしたね。2022年はたくさん雪が積もってくれたら嬉しいです。
牛首
牛首までやってきました。山頂まで残り1.1kmです。ここまでの道は穏やかな登りで、気分よく歩けました。ここからはどうでしょうか。
傾斜がきつくなってきました。すれ違いで道を譲り合ったり、狭いところは渋滞になったりもしたので、やはり人気の山は空いている平日に来るほうが得策ですね。
延命地蔵尊。こんなこと言ったら怒られるのかもしれないけど、頭がつるつるで可愛いです。
お花がたくさん!!
やっとのことで、月山神社が近づいてきました。体力的にはまだ大丈夫だけど、渋滞ってしんどいですね。
ここにも綺麗なお花。
月山頂上小屋
月山頂上小屋です。この近くにトイレもありました。1回100円です。
月山神社本宮
本宮に入りたいと思います。写真撮影禁止みたいです。
ここをくぐると受付があります。お祓い料500円を支払うと人間型の紙を渡されて、頭の上から足の下までその紙で悪いものを払うように撫でてください、みたいなことを言われました。撫で終わったらその紙を水の中に入れました。ふむふむ。これでみーは無敵じゃ。参拝はお賽銭箱がたくさんあったので、小銭がたくさんあった方が良いです。本当にたくさんあります。数を数えてみれば良かったな~。
月山最高点を目指します。本当は月山神社の神域内が最高点らしいのですが、月山神社本宮は写真も撮れないので、みなさんこちらを目指しているようでした。月山神社本宮の裏手側に進みます。このまままっすぐ行くと月山八合目レストハウスに着くようです。
月山最高点
看板みっけ。しばし記念撮影タイム。曇っていてちょっと展望は悪いけど。
良いですね~。山頂付近で持ってきた行動食を少し食べて、しばし休憩。
下山開始
我々にはキャンプが待っている!ということで、休憩もそこそこに下山開始。左方面は肘折まで行けるらしいけど、ここから肘折温泉まではコースタイムで6時間50分、約19㎞/△722m・▽2405mくらいかかるらしいです。うはぁ~、時間的には行けないこともないけど、めっちゃ遠いです。
石段を下っていきます。ゴロゴロして安定しない石もあったので注意が必要です。
登山終了
ということでさくっと下ってきました。お疲れ様でした~。
大朝日岳を望む
駐車場に戻る道で大朝日岳、小朝日岳を見ることができました。
月山・弓張平オートキャンプ場
月山・弓張平オートキャンプ場の記事はこちらをご参照ください。
月山の感想
台風で延期した月山に登ることができました。下山はキャンプの予定だったため、荷物も軽くして、リフト利用のさっくり登山でした。月山はリフト上駅で既に森林限界を超えていて、登山道にはニッコウキスゲやアザミ、チングルマなどのお花が咲いていてとても綺麗でした。よく整備された登山道で稜線歩きが気持ちよかったのですが、石がゴロゴロしている道は渋滞も発生。見晴らしの良いところや月山神社付近には週末ということもあり、大勢の人がいました。さすが人気の月山という感じです。月山神社ではお祓いを受けて、なんとなく悪いものが取れたような気がしました。写真撮影禁止と言われるとなおさら神聖な感じがしました。お賽銭箱が多すぎてびっくりしましたが、どうかみーとゆーをずっと健康のままでいさせてください。
では、また。
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