さて、今回は初めての登山についての投稿になります。
私たちの初登山は、2018年9月9日(日)の棒ノ折山です。関東から電車でアクセスでき、初心者で登れる山を探していたところ、沢登りができて所々にロープや鎖場がある面白そうな山を見つけました。さらに、下山後には温泉に入って帰れるということで、夏にぴったりの山ではないかと思って、ここに決めました。
棒ノ折山について
棒ノ折山の基本情報について紹介させていただきます。
地図
基本情報
位置 | 埼玉県・東京都 |
標高 | 969m |
累積標高差 | 登り:1016m、下り:1016m |
総歩行時間 | 5時間 |
総歩行距離 | 8.3km |
アクセス | 電車+バス 行き:西武鉄道飯能駅→国際興行バス(約45分600円)→さわらびの湯 帰り:さわらびの湯→国際興行バス(約45分600円)→西武鉄道飯能駅 |
おすすめ度 |
登山口までのアクセス
買い出し
お昼ご飯は飯能駅近くのコンビニで調達しました。500mlペットボトルの水4本と、キャンプ兼登山用として買ったバーナーを持ってきていたので、カップラーメン(カレーめん)を購入してレッツゴーです。
さわらびの湯バス停
バス停の近くには、駐車場と売店があります。10時過ぎでしたが、あいにくの空模様です。
売店にはヤマノススメのポスターが貼ってありました。ヤマノススメはアニメを見ていたのですが、棒ノ折山は出てこないため、飯能はヤマノススメ推してるんだなくらいにしか思っていませんでした。しかし、後からコミックを読んでみて棒ノ折山が出てくることを知りました。バスのアナウンスがヤマノススメ仕様だったり、さわらびの湯でヤマノススメグッズを売ってるわけですね。
有間ダム
さわらびの湯バス停から登山口まではアスファルトの塗装された坂道を歩いて行きます。初登山ではなかなかにしんどい。
5分くらい歩くと、有間ダム(名栗湖)が見えてきます。この日は、バイカーさんがたくさん来ていました。人気のスポットなのでしょうか?
登山口
ダムを渡って、アスファルトの道をしばらく歩くと登山口です。登山口には標識があったのですぐに分かりました。入り口には登山届提出のボックスもありました。
登山開始
登り始めは、普通の山道かなという感じなのですが、しばらく歩くと、
こんな感じや…
こんな感じの、沢と岩の間を登って行きます。初の登山なので、他の山とは比較ができなかったのですが、イメージしていた登山よりも変化に富んでいて、新しい発見があるような楽しい気持ちで登ることができます。
しばらく沢を登って行くと、階段が出てきて体力を奪われます。それを抜けると道路にぶつかり、少し開けたところへ出ます。写真がないのですが、休憩スペースもあり一息つくことができます。
私たちは登山の全体を理解していなかったので、沢を登り終わったしそろそろ山頂かな?なんて思っていました。しかし、本当の戦いはここから始まるのでした。
登山後半戦
しばらく整備された道を歩くと、大きな岩がある場所に到着します。帰りは来た道を帰るルートとこの岩を通って帰るルートがあり、私たちは後者のルートで帰りました。
ここから先の道は急斜面のうえに、木の根っこが多く歩きづらかったぽん。いつまで経っても山頂に着かず、体力も限界に近づき追い込まれました。将棋でいうと詰めろぐらいだったでしょうか。持ち駒にストックがあったおかげでなんとか助かりました。
山頂に到着
山頂にとうちゃーく!!!
どうですか、この景色!!!最後まで諦めないで登った努力が報われました。遠くの山々まで良く見えて、気持ちが良かったです。
ベンチも渋滞していましたが、たまたま空いたので、バーナーでお湯を沸かしてカップ麺を食べました。いやー、しかし、途中本当に辛かったなー。いやー、本当に…。
さわらびの湯
帰りはもちろん、さわらびの湯に寄りました。料金は一般が800円、小・中学生が400円です。脱衣所には大きい荷物が置けないので、リュックは休憩所に置いてねと言われました。お風呂は内風呂と露天風呂があります。人が賑わっていたので露天風呂は結構窮屈でしたが、登山後のお風呂はさっぱりして良かったです。お風呂上りは荷物を置いた休憩所に戻り、しばしくつろぎました。
館内にはヤマノススメのグッツが置いてありました。ここなちゃんが写真の中心にいるのは、やはり最強キャラだからでしょうか。
棒ノ折山の感想
登り始めは沢登りができてとても楽しく登山ができていたのですが、沢登りが終わってからの木の根っこゾーンは本当に苦しかったです…。山頂の景色は最高ですし、達成感はかなりのものでしたが、運動不足の私たちにとっては初登山で選ぶ山ではなかったような気もします笑。山のレベルをきちんと確認して、身の丈に合った山に登ることが重要なんだなというのを感じました。
ですが、棒の折山は変化に富んだ面白い山なのでおすすめです!実力が上がった頃に、また登りたいと思います!
では、また。
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