2021年1月23日(土)から1泊2日で奥日光に行くことにしました。年末年始ぶりのお出かけです。運動不足で体が随分なまってしまったので体力的に不安はあるものの、ついに始動したスノーシューを使い倒すしかない!!ということで奥日光。積雪キャンプも良いけれど、今回はラクチン旅館宿泊なので、時間いっぱい遊べます。今回の目的地は戦場ヶ原から向かう庵滝(いおりだき)です。なんと凍っている滝が見られるということで、雪国出身ではない私たちは行く前からかなり期待度MAXでした!!
奥日光・庵滝について
奥日光・庵滝トレッキングコースの基本情報について紹介させていただきます。
地図
三本松園地の駐車場からスタートして、小田代原→庵滝→小田代原をぐるっと→三本松というコースでいきました。
基本情報
累積標高差 | 登り:410m、下り:410m |
総歩行時間 | 5時間50分(休憩含む) |
総歩行距離 | 14.9km |
アクセス | マイカー(スタッドレス) |
おすすめ度 |
登山口までのアクセス
三本松園地の駐車場
三本松園地の駐車場に到着です。本当はトレッキング開始時点近くの赤沼駐車場に停められると良かったのですが、冬は閉鎖されているようでした。道路沿いに駐車している車が多くありましたが、停められそうにない雰囲気だったので、ちょっと歩きますが安定感を選ぶということで。三本松園地の駐車場にはトイレもあります。
スカスカです。かなり余裕で駐車できました。
トイレです。手洗いの水道は使えませんでした。
三本松園地→赤沼
赤沼までは道路を1kmほど歩きます。歩道もありましたが凍っていて滑りました。ヒヤヒヤ。右手には戦場ヶ原が見えて綺麗でした。
県営赤沼駐車場前
県営赤沼駐車場が閉鎖されているため、みなさん縦列駐車していました。
トレッキング開始
出発進行!!
積もっている雪は固く、つぼ足で出発です。特に問題なく歩けます。
つ、通行止区間があるのか!?と一瞬ビビりましたが、今回のトレッキングコースとは関係ないところでした。ふー、良かった。
しばらくは川沿いを進みます。傾斜もほとんどないのでお散歩気分です。落ちたらすっごく冷たいんだろうなと思いながら落ちないように気を付けて進みます。
小田代原方面へ
小田代原方面に進みます。
湯滝方面に行く場合はこちら。
しばらくすると橋を発見。階段のところの雪が凍っていて、滑り止め無だったので歩くのが怖かったです。幸いにも転びませんでしたが、本当に危ないです。
戦場ヶ原展望台が近くにあるようです、行くしかないでしょ!!展望台はすぐ近くです。
戦場ヶ原展望台
冬の戦場ヶ原です。晴れていれば目の前に男体山が見えるのですが、どこだか分かりませんね。戦場ヶ原は雪が積もっているので夏とは違う表情です。そろそろ11時になりそうな時間だったので先を急ぎます。
戦場ヶ原展望台→小田代原
鹿よけです。鹿さん可愛いのだけど、食害も大変みたいですね。網がギザギザしていたのでできる限り触れないようにしてIN。
小田代原
小田代原はかつて湿原だったけど、乾燥化が進み湿原から草原に変わりつつあると悲しい事実が看板に書かれていました。
小田代ヶ原を抜けて舗装路に入るのですが、少し行くと良い感じの休憩ポイントが。ベンチがすごく埋まっています笑。
この景色を眺めながら、ランチをいただこうと思います。さいこー!!
ランチ
本日のランチはビックおにぎりです。ビックさが伝わってこないかもしれませんが、おにぎり2個分のサイズで若菜と梅干し入りです。ごちそうさまでした。
小田代原→弓張峠
ここから先はしばらく舗装路です。雪がなさそうに見えて薄く凍っている真ん中のところが一番滑りやすかったです。
弓張峠→庵滝
ここからが本番です。弓張峠のところで、滝から帰ってきてアイゼンを脱いでいる人たちを見かけましたが、ひとまずつぼ足で進んでみます。しかしながら植えている木の数が半端なく多いっ!!
はい、つぼ足終了。つぼ足でも進めることは進めるのですが、次の足を出すときに若干滑るのが気になってスノーシューに履き替えました。みーはスノーシューしか頭になかったのでチェーンスパイクもアイゼンも持ってこなかったのでスノーシューにしましたが、すれ違ったほとんどの人はアイゼンでした。MSRのスノーシュー、かっこいいです。写真は男性用。
トレースはばっちりあるので迷うことはありません。せっかくのスノーシューなのでみんなが歩いていない雪の中を進んでみましたが、パウダースノーではないので若干物足りない感じ。でも、スノーシューでないとすごく沈むんだろうなと思いながらその特権を生かして我が道を進む。
途中川が流れていました。雪が全面覆われていたら落っこちたりして笑。そろそろ13時になろうとしていましたが、なかなか庵滝に着かない…。みーは若干弱気になって一瞬今日は無理かななんて思ってしまいましたが、ゆーが行くぞと隊長発言。はい、頑張ります。
じゃじゃーん!!!
いつ辿りつくのだろう…と思いながら進むこと、目的地は唐突に現れました。滝すごっ。本当に凍ってる。そして青くなってる。ものすごく興奮しました。滝は全部が凍っているわけではなかったのですが、もっと寒いとと全部凍ってしまうのかしら。私たちが到着したときは人もそこそこいたのですが、写真を撮ったりしていると私たち以外はあと1組に。ちょっと出遅れたかな。
滝の近くにも行ってみました。ヘルメットがないので氷柱に注意して、なるべく近づかないように接近。近くでみると巨大です。
帰りは来た道を戻り、小田代原を一周して帰りました。結構くたくたでした。帰りの行動食で食べたセブンのもっちりぷるるん黒糖わらびが美味しかったなぁ。リピ確定。みーはわらびん君のおかげで無事帰れました。感謝感謝。
↑セブンじゃないけど、似たようなの。
ズボンの履かせ方が面白かった。駐車場近くです。
旅館 白根荘
本日の宿泊地は旅館白根荘です。HPも古そうで情報が少なく、予約状況を見ると誰も予約してなさそうで不安もあったのですが、他のブログの情報によると料理がとても美味しいという記載が多かったのでここに決めました。部屋が古いという情報もありましたが、リフォームされたのか、古い印象は受けませんでした。
夜ご飯
夜ご飯は部屋食です。お酒は部屋の冷蔵庫から選びます。瓶ビール(キリン)や日本酒・奥日光貴婦人、湯元ワイン・月の雫、栃木ゆずクラフトチューハイ、湯上りサイダーなどがありました。奥日光貴婦人は旅館経営していた先代の人たちが数々のお店を飲み回って見つけた日本酒ということで、香りも味も上品で、甘すぎずすっきりしすぎず、美味しかったです。
スノーシューで疲れた体に贅沢なごはん。湯葉と生姜の炊き込みご飯、しそのお蕎麦、海老と湯葉の煮物、ナスガーリック、サーモンのマリネ、手羽先のジェノベーゼ、そして、カモの豆乳鍋です。豆乳鍋は火にかけると表面に膜が張り、湯葉ができます。湯葉を満喫した後はカモしゃぶ。最後は白いご飯とポン酢を投入して雑炊です。
その他、ニジマスの塩焼き、天ぷら、デザートも付いてきました。1つ1つの料理が素朴でとても美味しかったです。
お風呂
食事の時間に立ち寄る人がいるらしかったのですが、お風呂は私たち以外宿泊している人が居なかったので男湯でも女湯でも貸し切りで良いよ、と言われていました。しかし、食事前に入ろうとしたタイミングで立ち寄りの人が早く到着したようで貸し切りできず。
食事のあとから朝までは貸切OKでした。
温泉は白く濁っていて、温度も丁度良いです。写真は女湯なのですが、男湯のほうは温泉成分がかなり浮いていました。
露天風呂はこちら。雪景色を見ながらって最高ですよね。ただ、ちょっとぬるめでした。
では、また。2日目に続きます!
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