10連休のGW前半戦は、あさまの森オートキャンプ場に行き、もう5月だというのに寒さを感じながらの2泊3日のキャンプと長野県小諸市の観光を楽しみました。最終日は群馬県の妙義山中間道に寄り、登山をして帰ることにしました。
妙義山は日本二百名山の一つで、奇岩や岩峰が連なる様子が特徴的で日本三大奇景にも選ばれています。登山コースは大きく2つあり、一般登山者でも楽しめる「中間道ルート」と、登山上級者のみ挑戦できる「表妙義縦走ルート」に分かれます。表妙義ルートは切り立った稜線や鎖場などの難所が多く、滑落事故が毎年発生しているそうです。私たちはもちろん安全な「中間道ルート」を行きました。「中間道ルート」でも面白い岩が見れる石門めぐりが楽しめます。
妙義山中間道について
妙義山中間道の基本情報について紹介させていただきます。
地図
基本情報
位置 | 群馬県 |
標高 | 中間道は最高地点で900m程 |
累積標高差 | 登り:687m、下り:687m |
総歩行時間 | 4時間30分(休憩含む実績) |
総歩行距離 | 8.1km |
アクセス | マイカー:道の駅みょうぎ |
おすすめ度 |
標高は無いので、夏は暑いと思います。春や秋以降がお勧めです。
登山口までのアクセス
道の駅みょうぎ
駐車場はいくつかあるようですが、私たちは道の駅みょうぎの駐車場に停めようと車を走らせてきました。こちらは道の駅みょうぎに併設されている妙義山周辺観光案内所です。
登山者専用駐車場
お手洗いを済ませて少しうろうろしていると、登山者専用の駐車場は別のところにあることが分かったのでまた車を乗り直して向かいました。
登山開始
妙技神社の参道を取って、登山口に向かって歩いていきます。
途中、妙義山を望むことができました。ギザギザしていて風格があります。クライミングとしても人気があるのも何となく分かる気がします。山頂へはクライミングの技術も必要みたいなので、トレッキングという場合は中間道を回る形になります。登山の楽しみは登頂することだけではありません。いざ出発ー!!
妙義神社本殿
妙義神社本殿の門をくぐります。
と、ここからが大変ですが、階段を頑張って登ります。
何段あったのかは分りませんが、なかなかにいいウォーミングアップでした。妙義神社で登山の無事を祈った後、登山口を探します。本殿を正面に見て、左手に歩いていくと登山口がありました。
登山開始
コースはぐるっとしているので、私たちがこれから行くコースの反対周りでも良さそうです。くま出没注意の紙はよく見ますが、いまだ会ったことはありません。
岩場の多い危険な山と注意看板があります。少し気が引き締まります。
第一見晴
少し歩くと第一見晴というところに到着しました。
景色を見ようとギリギリまで行ってみましたが、この先は立入禁止のようです。
天気はあまりよくないですが、遠くまで見ることができました。まだ少ししか登っていないのにこの景色ってすごいです。
大黒の滝
滝を発見。大黒の滝というらしいです。あまり迫力はないです。
第二見晴
大黒の滝から少し歩くと第二見晴に到着です。
こんな山のなかに人工的な道が出現。迂回のために作られたのでしょうか。
大きな岩の下を進みます。落ちてきたら完全に終わりだ…。
こんな感じで狭いところもありました。
天狗のひょうてい
展望が良い場所にやってきました。天狗のひょうていと名付けられているようです。左右は崖になっていて落ちたら終わりですが、ゆーはてっぺんまで行きました!みーは怖くて行けなかったです。
大砲岩
大砲岩です。右上に向かって銃口が向いているように見えます。
第四石門
第四石門に到着!この第四石門が一番大きい石のトンネルでした。そして、ここが妙義山中間道の山頂?のようです。標高は852mです。遠くに大砲岩も見えます!!
第二石門
ロープで登って第二石門をくぐります。ここをくぐると「かにの横ばい」と言われているところを通って第一石門に行けます。おっと、第三石門は飛ばしてしまったようです…。
かにの横ばい(からの景色)
かにの横ばいからの景色がこちらです。その名の通り、ロープを持って横に移動する感じでした。
第一石門
本日最後の石門です。お疲れ様でした!!
といっても、ここから駐車場までまだ距離はあります。
石門群登山道
立派な登山道の看板がありました。逆ルートで行くコースもありみたいです(TVで紹介されてたときは私たちとは逆ルートで攻めていました)。ここから駐車場へは主に車道を60分ほど歩くことになります。
妙義山中間道の感想
10連休のGW前半戦ではあさまの森オートキャンプ場に泊まり、帰り際に妙義山中間道に寄りました。登山といえば山頂を目指すものという意識が強く、中間道を歩くだけで満足できるのかなとあまり期待はしていなかったのですが、石門や大砲岩、天狗のひょうていなどの妙義山ならではの特徴的なコースを楽しめたりと、満足な登山となりました。
東京から割と近いですし、涼しい季節にまた行ってみたいと思います。そして、いずれは「表妙義縦走ルート」へ挑戦してみたいと思いました。
では、また。
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