2021年9月12日(日)から1泊2日テント泊で燧ヶ岳を攻めます。尾瀬はマイカー規制がありますが、大清水駐車場までマイカーで行くことができるので、そこから尾瀬沼ヒュッテまで行ってテント泊、翌日に燧ヶ岳に登る計画です。2020年8月にも尾瀬に来たことがあり、そのときは山の鼻キャンプ場でテント泊をしました(現在は熊出没につき、当面の間利用休止中とのこと)。尾瀬ヶ原を散策をしたときに見た燧ヶ岳のカッコイイ姿に、いつか登ってみたいなと密かに想いを募らせていたので、今回はとても楽しみにしていました。
燧ヶ岳について
燧ヶ岳の基本情報について紹介させていただきます。
地図
基本情報
位置 | 福島県 |
標高 | 2,256m |
累積標高差 | 1日目:登り754m、下り272m 2日目:登り962m、下り1,218m |
総歩行時間 | 1日目:7時間30分(うち休憩は2時間) 2日目:9時間7分(うち休憩は1時間50分) |
総歩行距離 | 1日目:14.8km 2日目:15.6km |
アクセス | マイカー(大清水) |
おすすめ度 |
登山開始(1日目)
大清水駐車場
尾瀬沼ヒュッテまではコースタイム2時間35分とお手軽なので、駐車場に着いたのも8時頃とちょっと遅めです。大清水駐車場まではマイカーで来ることができます。第一駐車場は満車で、こちらは第二駐車場になります。あと数台は停められそうでしたが、日曜日ということもあり尾瀬は人気ですね。
駐車料金は1日500円になります。
昨シーズンから山ノ鼻キャンプ場が休止ということは、2020年からツキノワグマが出没していたということでしょうか。私たち、2020年に山ノ鼻キャンプ場に行って、確かに近くで熊を目撃しましたが、襲われなくて良かった。
トイレはチップ制で100円でした。
登山開始
大清水駐車場から一ノ瀬までは歩くと60分かかるのですが、課金をすればシャトルバスで行くことができます。行きはまだ元気だったので歩いていきましたが、車道を歩く感じなので面白味はありません。帰りはシャトルバスを使うぞ!!と思いました。シャトルバスは30分に1度出発するのですが、3回も抜かれてしまいました笑。
途中車道から外れて登山道っぽい道に進めそうなので行ってみると…
前日雨だったこともあり、水浸しでこれ以上進めない感じでした。頑張れば行けたのかもしれませんが、この先の道もどうなっているのか分からないので諦めて車道に戻りました。
一ノ瀬
ほぼコースタイムぴったりで一ノ瀬まで60分かかりました。シャトルバスを降りて身支度している方々がいらっしゃいます。ここにもトイレがありました。
三平橋
橋を渡っていきます。
すぐに登山口です。よし、ここからが本番です。
尾瀬って本当に広い。今回は右側の尾瀬沼周辺をちょこっと攻める感じです。
川の横を歩いていきます。
クマ注意の看板はどこの山に行っても割と見るけど、登山中に熊と出会ったのは昨年の尾瀬だけです。もちろん今回も熊鈴を鳴らして歩きます。
水場発見。沢水っぽいけど飲めるのかしら。
ガタガタな階段発見。
山でよく見るベリーちゃん。食べられるのかな?
登山口から1時間くらい歩いたと思うのですが、ほぼほぼ登りは終わりのようです。ベンチに座ってラムネわらびでエネルギー補給タイム。イトーヨーカドーで売っている黒糖わらびはとても気に入っていてスタメン入りしているのですが、ラムネ味は初めてです。偶然見つけてびっくり。肝心のお味は…ぷるぷるしていて、味もラムネ!!さっぱりしていて美味しかったです。暑い夏はこちらもおすすめしたいです。
ここを下ると尾瀬沼が見える気配。
尾瀬沼山荘
尾瀬沼山荘に到着しました。尾瀬沼山荘の前の前にはベンチがたくさんあるのですが、日曜日ということもあり、ほぼ人で埋まっていました。
尾瀬沼山荘のメニューはこちら。花豆ジェラートってなんだろう。すごく気になる。お昼ご飯は用意してきたので、誘惑に負けずに先に進むことにします。
平坦な木道を歩いていきます。左は尾瀬沼なのですが、木が邪魔をしてあんまり見えません。
食事中かしら。
おおおおっ!視界が開けましたっ!
まだうっすら草紅葉が始まるくらいの季節ですが、こちらのカエデ?は秋に向かっているようです。
明日登る燧ヶ岳が綺麗に見えました!!!!ちょっと遠いような…。明日が楽しみです。
ちなみに今はここみたいです。絶景スポットなのでベンチもありました。足利で山火事があってからは登山道途中のベンチで火を使っても良いのか考えてしまいます。尾瀬沼ヒュッテまでもう少しなので、お腹ペコペコですが我慢。
トリカブトだっけ?
尾瀬沼ヒュッテ
尾瀬沼ヒュッテに到着しました。受付は午後1時からなので、小屋の中は静かです。小屋の前にテーブルとイスのセットが5つあって、先着組はゆっくりくつろいでおりました。
ランチ
受付時間まで1時間弱あるので、お楽しみのランチタイムにしたいと思います!!札幌味噌ラーメンです。棒ラーメンって麺を別湯でする必要がなくて常温でも持つので、かなりおすすめだと思います。チャーシュー以外は常温保存可です。夏の縦走にも持っていけそう。
赤岳で作ったラーメンは汁が多すぎて飲み切るのが大変だったので、今回は汁を少なめに作りました。具だくさんで美味しかったです!!
尾瀬沼キャンプ場
13時になったので尾瀬沼ヒュッテで受付をしました。一人800円です。
サイトはデッキサイトで、28区画あるようです。奥までサイトを見てきました。奥まったところはプライベート感があって良さそうでしたが、トイレが遠くなるので、やはり手前から順番に埋まっていく感じでした。
サイトはこんな感じ。サイトのサイズは結構マチマチなのですが、2~3名用の山岳テントであればどのサイトでも余裕な感じです。連結サイトもあって、グルキャンできそうな感じでした。
私たちは2番のサイトをゲット。テントを固定するための石も置いてあったので設営もラクチンでした。デッキサイトは雨の日でも泥で汚れないですし、平らなので楽です。区画されているので、予約さえ取れたら勝ちな感じですね。なお、日曜日からの宿泊者は少なかったようで6組程度でした。
設営も済んだので、尾瀬沼1周のお散歩にでかけます。コースタイムは1時間20分、3.9kmです。高低差はほぼありません。周辺にはビジターセンターや小屋が沢山!
トイレ
トイレはこちら。チップ制でしたがテントの宿泊代の中にトイレ代が含まれているか分からず…帰りに2人分で1,000円入れておきました。トイレはかなり綺麗でした。男性トイレの入り口の手前左側に水場もあります。
長蔵小屋売店
長蔵小屋の売店です。なんとアイスまで売っていました。ビックリ。電気通ってる…?
長蔵小屋別館のカフェにはピザとケーキがあるようで、明日燧ヶ岳に登ったあとに行きたいなと思っていました。が…、翌日の月曜日に別館カフェはやっていませんでした…。土日だけかもしれません。ショック!!!!
元長蔵小屋
元長蔵小屋というのもありました。今は使われていないようです。
尾瀬沼一周
さてさて、小屋の探索は済んだので尾瀬沼1周にでかけまーす!!燧ヶ岳の麓も通ります。
来た道を戻って、尾瀬沼山荘まで来ました。そこを沼尻方面に向かいます。たくさんいた人たちもいなくなっていました。
木道を歩いていく感じです。尾瀬沼1周ということだけあって沼を見ながらハイキングできるぞ~と思っていたのですが、沼まで案外遠くて、樹林帯を歩いているようでした。運動には良いかも。
沼尻平
謎の小屋?がありました。トイレもありました。
ステージ??用途不明です。ここでしばらく休憩しました。それにしても尾瀬って広いな~と感じます。電波も通じないですし、私たち以外の人もいないので、完全に日常から隔離された世界です。
可愛いお花発見。
しばらく尾瀬っぽい雰囲気の中を歩いて、燧ヶ岳との分岐までやってきました。明日は長英新道を経由して燧ヶ岳に向かう予定です。
鹿防止ゲート。前回尾瀬に来たときは熊2匹に会ったけど、今日は動物に会いません。会いたいような、会いたくないような…。
そろそろ小屋に着きそうです。草原が広がっていて、尾瀬らしい道です。風が気持ち良いです。
トイレ前の水場
1周してきました。ふぅ~、思ったより地味な道が多かったけど、明日が本番だからま、いっか。夕食に備えてトイレ前の水場で水を汲みます。
夕食
これで何を作るでしょうか?ウフフ。R-1に入っているのは特製調味料です!!
宴会開始。小屋でもビールは買えますが、いつかの雲ノ平のためにゆーはビールを担ぎ上げているんだそうです。ふむふむ。みーはいつかの雲ノ平を夢見て今は楽するタイプじゃ。
じゃじゃーん。やきとり缶ときのこを使った料理は炊き込みご飯でした。きのこだけでも美味しいんだろうけど、焼き鳥缶が良い味を出していました。とっても美味しかったです。
おかずは常温保存可能な高級レトルトハンバーグと、お湯を入れるだけの玉ねぎスープ。全体的に茶色しかないけど、最高のご飯でした。ご馳走様です!!明日はいよいよ燧ヶ岳に登ります。テント場から燧ヶ岳に行って戻ってくるまでコースタイム6時間25分もかかるので、はよ寝ます。それにしても周りはもっと寝るのが早かったのでびっくりです、みなさん、テント泊だといつも何時に寝てるんですか…?(汗)
では、また。
コメント