2021年夏休みDay1 バテバテの巻機山@新潟県・群馬県

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トレッキング

2021年夏休みは山形の百名山である大朝日岳、月山、鳥海山を攻めることにしたのですが、新潟を経由して移動するついでに、まずは日帰り登山できる巻機山に行くことにしました。その他、新潟の百名山には越後駒ヶ岳や平ヶ岳もありますが、越後駒ヶ岳は1泊2日が推奨されており、平ヶ岳は12時間コースなので今回のプランに加えることが難しいと判断。巻機山は井戸尾根コースのピストンでいきました。

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巻機山について

巻機山の基本情報について紹介させていただきます。

地図

基本情報

位置新潟県・群馬県
標高1,967m
累積標高差登り:1,364m、下り:1,364m
総歩行時間7時間48分(うち休憩は1時間2分)
総歩行距離10.4km
アクセスマイカー:桜坂駐車場
おすすめ度(3/5)

登山口までのアクセス

桜坂駐車場

駐車場までの山道は狭いところもありましたが、舗装された道で運転はしやすかったです。駐車場の手前で軽トラとすれ違ったのですが、駐車場の管理人だったようで、すれ違う際に案内をしてくれました。手前の駐車場は埋まっているが奥にまだ空きがあるということ、駐車料金は帰りに徴収するということを聞きました。駐車料金は500円です。

駐車場にはトイレがあり、写真では見えませんが、男女を示す標識が登山者仕様でカッコよかったです。中も綺麗に掃除されていました。

こちらが私たちが停めた駐車場です。先ほどの駐車場から少し奥に行ったところで、登山口はこの左奥になります。身支度を整え、朝ごはんのドーナッツを貪り、出発です。

登山開始

6時頃に登山開始する予定だったのですが、結局7:21登山開始。運転途中に食べたバナナクレープのせいで眠気に襲われ、パーキングエリアで30分以上仮眠を取ったため遅延してしまいました。何はともあれ無事に到着できて良かったです。クマに注意って書いてあるけど熊鈴を忘れました。バッグを複数持っていると付け替えるのを忘れるので、バッグに1つずつ熊鈴が必要だと感じました。

井戸尾根コースとヌクビ沢・天狗尾根コースの分岐

ヌクビ沢・天狗尾根コースは入山禁止みたいですね。井戸尾根コースを進みます。

youtubeで予習していたのですが、やはり最初から登ります。先週は富士山に登っていたのですが、石がゴロゴロで滑りやすい富士山よりは遥かに歩きやすくて、このあたりはルンルンで進めました。

三合五勺

0.5合刻みの看板初めてみたーとはしゃいでいたのですが、そういえば富士山にもありました。とはいってもあまりないですよね?0.5合刻みしないといけないくらい大変な山なのか?と内心ヒヤヒヤしてしまいました。

結構長く登った先にやっと終わりが見えてきたかなと期待を胸にして、最後のひと踏ん張り!!

五合目

じゃじゃーん。なんとまだ5合目でした。あはは。日差しが強くてここで休む気になれません。仕方ないので先に進みます。

5合目前にもうすぐ稜線歩きかな?と期待した自分がバカでした。まだまだこんな感じで登りが続きます。このあたりからゆーはヘロヘロ。何度も立ち止まって、顔も青ざめています。山頂登頂は無理かなと思ってしまいましたが、少しずつ進みます。登山前日は早く食べて早く寝たほうが良いですね、本当に。

カエル発見。色が落ち葉と同化しています。みーの地元ではカエルは見たことがなかったので、カエルを見るとかなりテンションが上がります。

立派なキノコ。なんとなく美味しそうに見えますが、遭難してもキノコは食べないぞ!!

7合目あたりでしょうか。景色がガラッと変わりました。ワクワク。

目の前に見えるこんもりした山がニセ巻機山でしょうか。あいにくの曇りですが、モヤモヤしている雲も幻想的で素敵です。なにより曇りのほうが暑くはないです。

登山道に咲く綺麗なお花。癒しは重要です。

ニッコウキスゲです。鮮やかで元気よく咲いています。

八合目

やっと八合目にやってきました。ここでもゆーの足が止まります。でもここまで来たからには引き返せない!とゆっくり頑張ります。

この辺りはかつて登山者に踏み荒らされた場所でしょうか。植生保護のための活動が行われているというのを見たことがあります。登山道から外れないように歩いていきます。

階段は続くよ~どこまでも~。階段って地味にキツいですよね。

登山道向かって右に見えるのがホンモノの巻機山みたいです。どこが山頂なのか分かりにくい。

ニセ巻機山

ニセ巻機山に到着。九合目らしいです。7合目くらいからは割と早く感じました。

白いお花に見えますが、近くで見ると綿毛のようなものでした。お花畑に見えます。

巻機山避難小屋

避難小屋前のベンチでランチタイム。中はとても綺麗でした。トイレは中(靴を脱ぐ必要あり)と小屋の裏にあります。裏のトイレにはトイレットペーパーがなかったので、ティッシュ持ち込み必須です。

巻機山に続く稜線を見ながらしばしくつろぎます。この景色なら気分的にも前に進めそうです。

白いお花に黒の模様が混じっている謎のお花。なんて名前なんだろう。

木道があり歩きやすいです。眺めもばっちりです。

御機屋

山頂の標識があるところに着きました。最高峰の本峰へは植生保護のため登頂不可のようなので、こちらで記念撮影しました。ベンチも多くあるので多くの人が休憩していました。時刻は11:57、ここまで約4時間半です。

牛ヶ岳を望む

牛ヶ岳の方へ向かいます。

本峰

牛ヶ岳まで行く途中にケルンを発見。もしやこれが本峰近くでしょうか。ゆーの体調も思わしくなので、ここで引き返すことにしました。

下山

下山します。

ハイ、駐車場まであと少しです。途中カットさせていただきましたが登りと同じで長かった。樹林帯に入ってからはずっと同じ景色が続くので正直しんどかったです。

宿泊

山の宿 雲天

本日の宿、雲天です。1泊2食付きで8,500円/人になります。朝食の時間は8時からとのことでしたが、朝早く出たかったため、朝食はおにぎりに替えていただきました。お風呂は普通の家庭風呂のような感じで、洗面所とトイレは共用でした。部屋にはエアコンがなかったのですが、標高が高いのか涼しく過ごせました。

夕食。つるむらさき、だったかな、美味しかったです。

山で撮れる山菜を中心とした料理です。肉は1つも出てきませんでしたが、この他前菜、ゆうがおのスープ、川魚の塩焼き、魚沼産のお米、お味噌汁が出てきて、8,500円でこれは大満足です。

お酒は日本酒中心でした。コロナ禍で隣のグループとはパーテーションで仕切られていましたが、お隣に座っていた方から日本酒を少しいただきました。コロナでなければワイワイとした宿なんだろうなと思いました。

巻機山の感想

巻機山登山の前日、ゆーは遅くまで仕事していたため寝不足。加えて巻機山はとても暑く、まさに修行のような登山となりました。特に五合目までの道は樹林帯をひたすら登るので辛く、五合目からの道もとにかく登り登り!!と精神力が試されることとなりました。八合目に着いた頃にはゆーはさらにバテバテで、もうこれは山頂に行けないのではないかと不安になるほどでしたが、何とか八合目の長い階段を登り、ニセ巻機山に到着。ニセ巻機山から本峰までの道は稜線歩きでお花も咲いており、気分よく登ることができました。

帰りに駐車料金を支払った際にまた来てねと言われたのですが、ゆーがあまりにしんどかったようで渋い返事をしたところ、紅葉の季節も良いよ!と押し押しされました笑。歳を取ってこのことを思い出したらまた来ようと思います。

では、また。

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