2023年09月23日(土) 湯原2.38、岩本-0.31
金曜日は遅くまで仕事の予定。土曜日は時間があるけど早朝からの活動は辛い。日曜日はみなかみで予定があるので、ワンドロップに土曜日午後からのパックラフトツアーについて問い合わせをしてみました。
パックラフト初級ツアー開催予定。
この時期渇水なので、前回行った下流コースと推定。マイボートで行っても面白くなさそうだし、以前からタンデム艇が気になっているので、ココペリのtwainに乗せてくれるかなと思って聞いてみる。
結果はNG。セルフベイラーではないのと、生地の強度の問題からとのこと。
諦めます、と宣言したのですが、当日担当ガイドは「twainでも行けるだろう」と言ってますけどどうしますか?って(これまでのツアー参加を通して、OKになったのかなと)。
では行きますか、というわけでタンデムでパックラフト初級ツアーに挑戦することになりました。
コース
ワンドロップの利根川下流コースでは、ゆに~いく~岩本までの区間を行きます。ワンドロップの拠点からの移動に少々時間がかかります。
夏以降の渇水の時期でもまぁまぁ水量があることから、この区間での開催が多くなるようです。私たちは今回で2回目。岩除けゾーンも多かった印象でしたが、前日の金曜日に雨が降り水位UP。
アクセス
マイカーでアクセス。13時にワンドロップ集合でしたが、思いのほか渋滞していて13時に間に合わない感じになってしまいました。遅れると連絡して、集合場所をゆに~いくに変更してもらい、13時半に到着。私たち以外にお二人参加者いらっしゃったので、遅れてすみません…。お二人は1週間ほど前に入門ツアーを経験し、今回2回目で初のダウンリバーツアーとのこと。初々しいなぁ。
ダウンリバー
簡易テントで着替え。パックラフトはレンタルのtwain。フィッティングするところで、なんとtwain用のシートは湖ツアーに置いてきてしまったということを聞き、リーコンのシートを無理やりはめて代用することに。微妙な感じですが、ま、まぁ大丈夫でしょう。。。
余談ですが、ボートの前後にバルブがあって、twainが2気室というのをこのとき知りました。
本日のツアーリーダーはJINさん。サブでトモさん。JINさんが先行し、初初級ツアーのお二人、そして我々、後ろがトモさんの順で進みます。
前日に雨が降った影響で川は濁っていますが、前回ツアー参加時より水位はちょっと多い感じ。
ところどころでエティキャッチ。
今回初のダウンリバーのお二人にはJINさんが色々説明しているようでした。我々には特に言うことないのだと思いますが、フリップしたら手助けしますが、基本は自分たちでなんとかしてください、とのこと。まぁ、そのくらいの感じで十分です。
ストリームイン。結構大回りになったな…と思っていたら、大回りになったことをJINさんに指摘されました。タンデムなんで勘弁してください。インするとき、なんとなくですが、前の人はドロー、後ろの人はバックスウィープの方がクイックにターンできそう?
右~、左~って声かけて進みます。ある程度コントロールできている気がする。この先が第一の激しいポイント。ワンドロップでは激しいポイントをハゲポと呼んでいるようです。
激しいといってもそこまででもないです。前回より水位上昇で、ここは水の勢いが弱くなっている気がしました。平坦になっているというか。
右側に橋脚の残りみたいなのが見えていますが、前回の中級ツアーでは参加者2名が餌食となり、フリップからのパドルが折れる事件が発生した場所。先行する初級の二人は難なく避けました。
鉄橋を抜けていきます。穏やかな箇所もあります。
ちょっとした瀬。前を行く二人は私の位置からだとあまり見えませんでしたが、2回目にしては順調な気がします。今日の瀬だとなかなか刺激的なんじゃないでしょうか?
そして、左岸にエディキャッチして、フェリーグライドで対岸に移りましょうということで、息を合わせてフェリーグライド。流れ強く無いので特に難しくはなく。
ここで、たっぷりと水が溜まっていたので抜きます。オープンデッキだと仕方無いですね。以降、激しい瀬を抜けた後にはプールになるので都度水抜きましたが、同じ絵になるので省略させていただきます。
そして次の激しいポイントへ。瀬の名前があると思うのですが、覚えていません。七段の瀬と、クイーンの瀬というワードだけ覚えていますが、どこがどこなのか。どこがどこなのか把握するのは今後の課題です。
ここは長い瀬ということで、トモさんが先行して中間地点で待機。撮影&安全の確保かと思われます。前半部を問題なく抜けて…
後半の瀬に突入。
凄く飛び上がっているように見えるッ!けど、見た目ほどの体感はありませんでした。
次の激しいポイント(ハゲポ)では、落ち込みの先が見えなかったのと、先行するJINさんのルートを見ていなかったこともあり、ど真ん中のルートで突入。
真ん中に岩が存在しており、その岩に突撃しているとは気づかず、次の瞬間…
飛びました。
お尻が浮いて、パックラフトから飛び出るかと思いました。
みーさんは前に座っていたので、直前に岩に気づいていたかもです。後から思い出しましたけど、前回ツアーの時に確かにこんなところあったなぁと…。
撮ってもらった写真はこちら。
この後も瀬はありますが、激しいのはここまで。
ここは左岸のテトラに注意して、早めに右岸側へ移動するようにとのこと。
この辺りは岩をよけながら少しだけ自由に下ります。みーさん、右の岩が気になる様子。
前回の方が水位低かったため、岩を察知して避けるテクニックが要求されたような気がします。このくらいの水位になると下りやすい。
それにしても先行するお二人も何事もなく…、ワンドロップのツアーで何事も無いとはなかなか無いような。お二人ともセンスあるのだと思います。
ここでボートの前後交代。私は結構コントロールできているなと思っていましたが、みーさんは思ったところに行けてないみたいでした。後ろの方が重要という話も聞くので、検証のために前後入れ替わりました。
確かに前に乗っていると、思った通りに行けなくて、なんだか乗り物に乗らされている感じが…。
ゴールポイント。岩本駅の近くです。上陸しやすく、すぐ上の道路での撤収作業も問題なさそう。建物は気にしていなかったのですが、今も使われているのでしょうか?
まとめ
以上、ワンドロップの初級ツアー・タンデム編でした。
やや無理を言った感じもしますが、タンデム艇のtwainでダウンリバーに挑戦させてもらいました。案外二人でもコントロールはできましたし、フリップする感じは全くありませんでした。twainは「湖やクラス1程度の瀬」と書いてあったような気がするので、少しだけ攻めたような気もします。
下流コースの雰囲気はだいたい分かって、この水位なら二人でも問題はなさそうです。そのうち、後閑駅から挑戦したいと思います。
では、また。
コメント
タンデム艇とは目の付け所が! 私は静水でしかタンデム・パックラフトを漕いだことがないので、いずれデキる方につきあっていただいてゆるい川を、と思っています。
後閑駅ちかくからは一度ツアーのスタート地点で利用したことがありますが、岩ゴロゴロながら水さえあれば難易度はそう高くない場所だったと思います。
岩本ゴールができるなら、これはなかなかよいディ・パックラフトのコースになるのではと期待しちゃいます。
気が付いたら、アルパカのホワイトウォーターモデルを買っていました。しばらくして、ふたりでのツーリングにはやや重くオーバースペックな気がしてきて、タンデム艇も気になっているという感じです。
最近、後閑駅からはさほど問題なく行けそうなことが分かったので、後閑駅~岩本駅は1DAYとして行けそうですよ!