パックラフトの始め方(ツアー参加や道具について)

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四万十川をバイクラフティング パックラフト

ゆーです。

2022年の春からパックラフトにハマっています。

リバースポーツに馴染みのない人には分からないことかもしれませんが、パックラフトは安定性が高く、静水を漕ぐことが簡単で、少し練習すれば川下り(ダウンリバー)も楽しめるという特性は非常に画期的なことなのだと思います。

ここでは、、、

  • パックラフトとは何?
  • パックラフトに興味があるんだけど、何から始めたらいいの?
  • パックラフトの道具は何が必要なの?

っていうこれから始めたい方、入門者・初心者の方の参考になることを説明したいと思います。

2022年は日本で一番パックラフトのツアーに参加したのではないか?と自負をしておりますが、まだまだ勉強不足の初心者だと思っています。

また、私が関東在住のため、関東中心の情報になっていることご容赦ください。

なお、川下りは危険なアクティビティだということをご認識ください。川の事故では命を落とすこともあります。この記事の結論にもなってしますのですが、最初は経験者にご指導いただくことや、ツアーに参加して知識・技術を身につけることをオススメします(特に川下り、ダウンリバーに関してはそのようにするべきだと思っています)。

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パックラフトとは?

空気を入れて膨らませるゴムボードで、これを使って川下りや湖で遊ぶことができます。

重さは3~4キロ前後と軽く、畳んでしまえば片手で運べるくらいにコンパクトで、室内や車内で場所を取りません。名前の通りパック(パッキング)できるラフト(いかだ)です。ラフトはラフティングなどのラフトですね。パックラフトを始めてから、ラフトが日本語では「いかだ」の意味というのを知りました。

元々はアラスカを旅するために生まれたようですが、今では様々なモデルがあります。ホワイトウォーターと呼ばれる急流下りの機能を求めたもの、二人乗り用のモデルなど。

二人乗り用のMRS AdventureX2を畳んだ状態。一人用なら更にコンパクト。

パックラフトを背負ってトレッキングして、四万十川を下るというテレビ番組を見たことでパックラフトの存在を知りました。それから3年程たったある日突然、同じことをやってみたいなぁ~と四万十川のツアーを申し込んだのでした。

オケラアドベンチャーズ四万十(螻蛄屋) - Okera Adventures Shimanto
オケラアドベンチャーズ四万十は、四万十川流域をサイクリングとパックラフトで遊ぶアウトドアガイドです。

オケラアドベンチャーズ四万十では、E-bikeを使ったバイクラフティング+パックラフトの風呂に入る(パックラフロ)+パックラフトのベッドで野営するといったクレイジー(褒めてます)なプランがあります。2022年は閑古鳥が鳴いているとのことだったので、じゃんじゃん参加してあげてください。

何から始めたらいいの?

まず、一度はツアーに参加してみて、どんなものなのか試してみることをオススメします。

川の危険性、道具の使い方や漕ぎ方の基礎を学べますし、いろいろと分からないことばかりだと思うのでツアー参加が効率良いです。装備(ボート、パドル、身に着けるもの)も全てレンタルできるので、ツアーに参加してから自分に合っているか、楽しめそうか、確認してみると良いと思います。

ちなみに、私は本格的に始めるつもりはなかったのですが、3,4回ツアーに参加するころには楽しさを感じ、ボートを買おうと心に決めていました。

2023年7月には待望の(?)パックラフト入門書が発売されました。こちらを読んでみるのも良いと思います。

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購入して読みましたが、ツアーに多く参加していたため、聞いた話や体験したことがほとんどでした。これから始める方は持っていて損はないと思います。

オススメのパックラフトツアー(関東周辺)

午前はパックラフトの基本的な説明や、漕ぎ方の練習をして、午後は川下り(ダウンリバー)に挑戦するツアーがオススメです。

いきなり半日で川下りまでやろうとすると、結構大変だと思います。まずは、湖など流れのないところでの静水ツアーから初めてもよいかもしれません。私たちは半日静水ツアー→1日ツアー(午前練習・午後ダウンリバー)の流れでした。

関東周辺で通ったことのあるツアーは以下です。

みたけレースラフティングクラブ

東京都青梅市にあるみたけレースラフティングクラブ。御嶽駅から徒歩2分。都内から電車でのアクセスも可能。多摩川の上流部です。

女性パックラフトインストラクターの”しょこたん”に、基本から丁寧に学ぶことができます。私たちは、しょこたんから漕ぎ方の基本を学んだといっても過言ではありません。

午前は静水でパックラフトの乗り方や操作方法を教わって、午後に御岳渓谷をダウンリバーする1日のツアーがあります。半日静水ツアーだけもあり。

御岳渓谷は岩なども多く、ダウンリーバのためにはボートの操縦テクニックが要求されます。初めてだと少し難しいかもしれません。私たちは一度も沈(ちん:船がひっくり返ること)しませんでしたが、岩にボートが乗り上げて、ひっくり返りそうな時もありました。

気づくとアッという間に終わっていたという感じで、ジェットコースターのような川の楽しみを知ることが出来ました。

パックラフトスクールも開催していますので、技術・知識の向上のための参加もあり。4月、10月には御岳カップという大会も開催されています。

レンタルのパックラフトは基本的にフロンティア(MARSYAS)の流水モデルWW-255です。しょこたん監修の安定流水カスタムモデル、ショコニックモデルにも乗れます。

アムスハウス&フレンズ

埼玉県の長瀞にあるアムスハウス&フレンズ。荒川の上流部で、長瀞ライン下りが有名な区間をパックラフトで下ることができます。最寄りの駅から送迎もしてくれるので、都内から電車でのアクセスも可能。

私たちの初めてのツアー参加は、アムスハウスの静水コースでした。ダム湖を漕ぐだけたったので、何も問題ない感じで終了。その後に経験を積んで参加した急流コースは、長瀞ライン下りとほぼ同じ区間を下りました。1日コースは午前練習して、午後に急流コースに挑戦します(2023年は無くなった?)。

御岳渓谷と比べると岩などの障害物が少なく、急流の後は穏やかなトロ場となっているので、御岳より長瀞のダウンリバーの方が初めての方にはオススメかも。

レンタルのパックラフトはメーカーのリクエストが可能。ココペリ、フロンティアのWW-255、アルパカラフトのクラシックやナーワルに試乗できます(ナーワルに試乗できますよ!)。

ワンドロップ

群馬県みなかみ町に拠点をおくワンドロップ。入門、初級、中級とレベル別の開催で、始めての人は入門からのスタートとなります。利根川周辺を下ります。ダム湖などの静水ツアーもあり。

なんとなくパックラフトが分かってきたころに入門ツアーに参加してパドリングの練習を行い、初級認定のカードを貰いました。その後、中級認定のカードは貰ってませんが、気づいたら中級ツアーに参加していました。いつの間にか中級認定されていたようです(適当やな~)。

レベル別なので、初心者と経験者が混ざるということが無く、中級でなかなか楽しめるので、自分の成長を試すためにもまた通いたいと思っています。なんとなく、川を楽しんじゃおうぜ☆な雰囲気を感じています。

レンタルのパックラフトはココペリのニルヴァーナかリーコン。乗ってみて気に入ったら、ボートの購入も出来ます。

その他ツアー

他にも関東近辺でパックラフトのツアーを開催しているところだと、

利根川は、冒険小屋カッパCLUBなど(パックラフトは、アルパカラフトのようです)。企画ツアーとして、北海道への遠征ツアーや那珂川キャンプツーリングなども開催されてます。

栃木県の日光には、中禅寺湖でハイキング+パックラフトを体験できるワンプレイトがあります(パックラフトはNorticのトレックラフトだったかな)。

パックラフトの道具は何が必要なの?

ツアー参加だと全部レンタルできるので、参加しながら少しずつ揃えていきました。

パックラフト

まずはパックラフト、と言いたいのですが、

なかなかのお値段なのと、始めたばかりだとどのメーカー・モデルが良いか分からないと思うので、ツアーに参加して自分のスタイルに合ったパックラフトを探すのが良いと思います。

自分はこういう楽しみ方がしたいんだ、スタイルがいいんだ、って明確な人は、目的に合うものを買ってしまってもよいと思います。

私は始めて1カ月くらいで衝動的にパックラフトを買いそうになりましたが、思いとどまった後、ツアー参加を重ねるうちにアルパカラフトを購入することを心に決めました。

長くなるので、ツアー参加で使用したモデルなど、別で書きたいと思います。→書きました!

パドル

水を漕いで進む道具です。オールとは言わず、パドルと呼びます。

パドルも最初はどれがいいのか分からないと思います。さらに、ツアーのレンタルで良いパドルを借りることはなかなか難しい気がします。

パックラフトには長さは210cm前後のものが使われることが多く、パッキングなどを考えると4分割できるものがオススメ。素材により、強度・軽さ・お値段が違っていて、ざっくりは、プラスティック < グラスファイバー < カーボンです。ブレード(水をかく部分)とシャフトで素材を変えているものもあります。

王道なのは、アルパカラフトでも取り扱いのあるWerner Paddles(ワーナー)とAqua Bound(アクアバウンド)って気がしますが、お高い、かつ、入手が少し難しい気がします。

個人的にコスパ重視でバランス良いと思うのは、私も使っているブルーナイルギアの軽量オールマイティーモデル。長さを200cm~210cmで調整できて、ブレードもそこそこ大きく、角度もフリーで調整でき、重さも900g前後と軽いです。ただし、春先の入荷直後などでないと入手は困難かも。

他にオススメできそうなものだと、MARSYAS(マーシャス)のパックラフト向け4pモデル。上記のパドルとほぼ同様ではないかと思っています。

少し重くはなりますが、安い方が良いという方には、STDのモデルもあります。

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少し細かい話になりますが、ブレードは面積が大きいほど漕ぐときに力が必要になります(当然ですが)。ブルーナイルギアのパドルはみーさん(女性)の力では少し扱いづらいようです。目的や、自分の力にあったブレードを選ぶというのも一つの観点です。

PFD(ライフジャケット)

PFDとはPersonal Flotation Devicesの略で、日本ではライフジャケットと呼ばれてます。PFDと呼ぶと「こいつやりおるな」を思われるみたいな話があって、私たちはPFDと呼んでます。でも、全然ライフジャケットと呼んで問題ないです。

PFD(ライフジャケット)は命を守るために最も重要なアイテムだと思います。川での事故はライフジャケットを着用していなかったり、正しく着用できていないことによるものがほとんどだと思います。

浮力がモデルにより異なりますが、基本的には流水でも使えるモデルがおすすめ(浮力7kg以上、適正体重などの表記もあるので確認してください)。湖などの静水でしか使わないとか、穏やかな流れの川しか下らないとかであれば空気で膨らませるようなものでもよいかもしれません(インフレータブル)。

規格などもあるようですが、正直よく分からない部分もあったので、信頼できるメーカーでカヤックなどのダウンリバーで使えるものを選んでおけば間違いないはずです。命が掛かっていると思って、ケチるのはやめましょう。

サイズは重要で、大きすぎてはライフジャケットを着用している意味がなくなるので、試着をしてから購入することをお勧めします。海外メーカーのものだと、ワンサイズ大きい印象です(海外Sサイズなら、日本のMサイズといった感じ)。

また、ライフジャケットには通常モデルと、ガイドなどが着用するレスキューモデルがあるのですが、レスキューモデルは宝の持ち腐れとなる可能性高いので、通常モデルで良いと思います(レスキューモデルにはクイックリリースベルトなどが付いていますが、理解して活用できるなら別です)。

他には、再乗艇のやりやすさとかを考えると前面が薄くてシンプルな方が良いとかありますが、あまり考えなくても良いかもしれません。

私たちはAstral(アストラル)とKokatat(コーカタット)のPFDを使っています。モンベルのPFDは安くて必要十分だと思います(店員さんに相談すれば色々と教えてくれるかと)。

以下は別のメーカーですが、浮力7Kg以上あって、ダウンリバーにも使えると思います。通常とウィメンズモデルと2種類あるみたいですが、パッと見分かりづらいので注意。前が開いて着用しやすいオープンエントリーモデル。

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以下は女性向け。ウィメンズモデル。

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もうひとつ、別メーカーのをご紹介しておきます。ホワイトウォーター向けのモデルです。

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ヘルメット

これも命を守るためのアイテムです。転倒などの際に頭部を守ります。私たちは8千円くらいのものを着用。登山用のヘルメットなどでの対応もできますが、登山用は上部からの落石を考慮していることに対して、ウォータースポーツ用は後頭部が強く作られているようです。

W.S.PのウォータワイルドⅡを買いましたが、モンベルのものと基本一緒でした。耳の部分のガードがないウォーターゲームというモデルもあります。眩しさや日焼け防止のために、いつも帽子をかぶった上に着用しています。

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WRSIのヘルメットが良いなと思って、最初はこれにしようかと考えていました(店頭では2万円切っていたと思うのですが高い、、)。

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ウェア

ツアーの場合、多くはウェットスーツを貸してくれます。真夏は暑いので、登山のウェアなどの乾きやすい化繊の服であれば良い気がします(綿は水を吸って重くなるのと、乾きづらいため絶対にダメです)。

水に濡れた状態だと体温の奪われる速度が早く、低体温症のリスクがあります。さらに風もあるとなおさら冷えます。個人で行く場合もウェットスーツの着用(ケガの予防にもなる)や、その上から着れるようなもの(専用のパドリングウェア、登山用カッパやフリースなど)があった方が良いと思います。

私たちは夏場など暖かい時期にはファイントラックのフラッドラッシュを使っています。使っている人も多いと思います。

なお、冬場など寒い時期も楽しみたいという人は少ないと思いますが、水の浸入を防ぐドライスーツというものもあります。お高いですが。

首、手首はラテックス(ゴム)でピッチリ水をガード。Palmは割と入手しやすく、ドライスーツの中では安価な方です。以下はシンプルなベーススーツ。アトムという少しリッチなドライスーツもあります。

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ウォーターシューズ

かかとの固定できるサンダルや、専用のシューズなど。トレランシューズなどを使っている人もいるようです。私たちはモンベルのアクアソックというのを使っています。

アウトドアサンダルを扱っているTevaから今年気になるモデルが出ていて気になります。

シューズと合わせて、ネオプレーンのソックスも購入することをおすすめします。なので、シューズはワンサイズ以上大き目の方がよいです。

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ドライバッグ

着替えなどを濡れから守るための防水バッグです。ツアー参加では不要ですが、個人で行くならドライバッグなども必要です。

大き目で耐水圧・強度の高いドライバッグを一つに、小分け用のドライバッグを複数というのが理想だと思います(二重の防御)。

外側に使うドライバッグの耐水圧は重要です。耐水圧10000mm以上のものが良いと思います。私が買ったのはExpedのFold Drybag Endura 50L。野営狙いの大きさなので、普段使いならワンサイズ小さくて良いと思います。ループがあるので、ロープを通してパックラフト括り付けるのもやりやすいと思います。

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パックラフトや道具はどこで買えるの?

実店舗は調べた限り少ないです。

関東近辺で行ったことがあるお店は以下です。パックラフトが置いてあるのはパドルクエストのみだと思います(フロンティア/Marsyas)。他ではヘルメットやPFDなどの装備の購入は可能。

そのほか、行ったことはないですが関東近辺だとこの辺でしょうか?

お店への問い合わせや、上手に通販なども活用しましょう。

レンタルってできるの?

パックラフトのレンタルもできます。パドルやライフジャケットもセットでレンタルできたりします。

少し経験を積んで、試しに自分で行ってみようかなって時に良いかもしれません(2022/5/3記載:遊船で事故があったので受付中止している?)。

パックラフトレンタル休止 – KAZE STORE

2022年末、KAZE STOREからAdventure X2(2人乗り)をお借りして、那珂川をダウンリバーしました。真冬なのでドライスーツを着用。

こちらではココペリのニルヴァーナをレンタルできるようです。

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まとめ

川遊びは全く興味が無かったのですが、今ではどこに行くか、いつ行くかなどを考えながらワクワクしています。登山やキャンプに比べて情報が少ないと思うので、最初は経験者に習う事やツアー参加がオススメです。

それではよいパックラフトライフを。

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