2024年02月12日(月)
以前から気になっていた南伊豆の河津桜お花見ツーリング。
一番有名なのはやはり本家でもある河津(河津川沿い)の河津桜だと思います。数年前にお花見したことがあって、川沿いであることは覚えていました。当時は川下りするなんか思ってもいないので、川が流れていたくらいの記憶しかありません。
河津桜のお花見で調べてみると、南伊豆の青野川でカヌーやSUPなどでお花見楽しんでいる人はいるみたい。SUPでのお花見ツアーを開催している業者もあって、未経験者でも楽しめそうです。
ということで、昨年末から伊豆がテーマになっていることもあり、青野川へ行ってみようと思っていました。開花状況など調べていると、今年は暖かいので開花も早いらしい。カレンダー通りの土日祝休みなので、2/10からの3連休か、翌週2/17からの土日しかない。どちらで行くか悩みましたが、早すぎると思っていた2/10でも見頃のようなので、2/11にライトアップの夜桜鑑賞+2/12にダウンリバーで楽しむことに決めました。
コース
参考にさせてもらったのはyoutubeの動画、およびYAMAPにある数件の記録。
YAMAPで記録したのでこちらも参考に。上流の浅瀬は歩きになったので、パックラフトの軽量性が活躍しました。歩きが嫌な方は、今回のゴール地点から道の駅付近までの往復がおすすめだと思います(定番っぽいです)。
アクセス
マイカーでアクセス。調べてはいませんが、公共交通機関でもアクセス可能だと思います。
2/11(日)は早朝から箱根近くで山登りをして、午後から南伊豆へ移動しました。14時過ぎに天城峠を通過しましたが、上りの渋滞がとんでもなく長い。天城峠から河津近くまでずっと並んでいます。抜けるのに何時間かかるのでしょうか。明日の帰宅もやばいかな…と不安を抱きつつ向かいます。
事前にイベントを調べますが、検索してもWebページがスっと出てこないのが困りもの。検索方法が悪いのかは分かりません。開花状況、駐車場の情報、パンフレットなどは、”みなみの桜と菜の花まつり“の公式ページで確認できます。
前哨戦の夜桜
夜は18時から道の駅 下賀茂温泉 湯の花から上流の前原橋までライトアップをしています。18時の少し前に道の駅 下賀茂温泉に到着しました。駐車場は9割以上埋まっていましたが、数か所の空きがあったので無事に駐車。
翌日は前原橋あたりから下ることを予定していたので、川の下見を兼ねての夜桜見物です。暗い中を歩くのと、川の様子を見るためにヘッドランプを持ってきました。
18時ちょい前にフライングで一部桜のライトアップが始まり、予定通り18時からは全体的にライトアップされました。道の駅近くの橋もイルミネーションされていました。
道の駅付近は見頃とあったように、満開という感じです。このタイミングで来てよかった…。
川の様子はあまり分かりませんが、道の駅付近は川幅もあり、水量も問題なさそう。岸辺も観光のためか藪がカットしてあり歩きやすいです。
写真だと全然伝わりませんが、風もなくて水面にも夜桜が反射していて綺麗でした。
上流の前原橋に向かうにつれて、人も減っていき、途中からは川辺の藪もボーボーになって川の様子は伺えない感じに。
目的地の前原橋から河辺に降りることが出来て、ここから問題なくプットインできそうなのと、水量もギリギリ進めるくらいはありそうということで、事前調査を終えました。
その後、下田に移動して居酒屋で乾杯~。翌日に備えます。
青野川パックラフトツーリング
前原橋へ移動
ゴール地点に車を停めて、スタート地点の前原橋まではバスで向かうことにしました。バスは本数が少ないので、東海バスのWebページから調べて余裕を持った計画を立てましょう。最悪はパックラフトの軽量性を生かして歩きでしょうか。ゴールからスタート地点まで歩くと、早くても40分くらいかかりそうです。
ゴール地点(バス停隣)には菜の花畑があります。フォトスポットの扉がありましたが、早朝なので空いており、バス待ちの時間で記念撮影。
7時終わりのバスに乗って前原橋へ。この時間帯だと乗客はほとんどいなくて、パックラフトの荷物も気になりませんでした。バスはICカードに対応しています。
前原橋に到着。前原橋から下流を眺めると両サイドに桜です。
プットイン
前原橋から河辺に降りて、準備をしてプットイン。
前原橋~道の駅 下賀茂温泉
川から両岸の河津桜を眺めます。日の出方向に向かうため、早朝だと逆光となるのがちょっとした難点でした。
さっそく浅くてライニング。道の駅付近までは浅いところが何度かあって、歩きになりました。もはやこのあたりは自己満足といった感じです。
歩きを交えつつ少し進むと、右岸に湯気の立ったエリアが出てきました。”下賀茂温泉 銀の湯会館”のようです。この手前に杭が打ってあって通過ができません。
杭のある川の上を歩きで進むか迷いましたが、少し手前の左岸が上陸しやすそうだったので、少し戻ってポーテージ。
再エントリーというところに猫がいて、ジャンプして逃げていきました。見えにくいけど猫は赤丸のところ。
この先進むと右岸から温泉が流れ込んでいます。ちょうどよい温度なので、ボートにお湯を入れてみました。私のボートはセルフベイラーなのでお湯も抜けていきますが、ただのオープンデッキだとお湯を溜めて足湯で遊ぶこともできそうです。すぐに冷えるとは思いますけど。後半にもう一か所右岸からお湯が流れ込んでいたので、そちらでも手湯を楽しみました。
この辺から人が一番多いゾーン。早朝でしたが、まぁまぁ人がいました。
そして湯けむり橋のところが最後のライニングポイントでした。浅くてボートが引っかかるのですが、何とか足を上げて通過しようとしている図。先に見えているのが来の宮橋です。
ですので、冒頭にも書きましたが道の駅付近から下流であれば歩きは不要です。カヌーやSUPは重いので、下流から道の駅付近まで上ってきて戻るのが定番になるのだと思いました。ある意味で前原橋から下れるのは(歩いてるけど)パックラフトだからこそ?
道の駅 下賀茂温泉~ゴール地点(菜の花畑)
道の駅付近の桜がちょうど満開という感じで、川に桜も反射していて一番きれいなエリアでした。道の駅に上陸するか少し迷いましたが、トイレも問題なく、朝早いので出店などもまだ出ていないかなというのと、早く帰らないと渋滞がヤバイかなという思いもあって通過。
ここまでは川のレジャーを楽しむ人いませんでしたが、道の駅の先でダンデムのカヌーとすれ違いました。とりあえず、おはようございますと挨拶のみ。
鳥は詳しくないのですが、桜に鳥がとまっていて近くまで寄れたので撮影。めじろとかもいたのですが、この鳥は何でしょう?
途中堰堤があるといった情報があって少し気にしていたのですが、左岸から中央右まではこのように通行できませんが、
右岸側を問題なく通過することができました。この辺りで数名のSUP、カヌーとすれ違い。下流から上る場合は、ここが一番狭くなっていて流れがあるので頑張りポイントですが、流れは強くないので上れます。
みーさんと上陸して桜鑑賞しようかとも話しましたが、まぁ良いかなという感じだったので常にボートの上から桜を撮影。なので遠景しかありません。
そしてこのへんで気づいたのですが、ボートのカラーが黄色い菜の花とピンクの桜に思えてきました。景色に馴染んでいるような…。
もう少しで予定のゴール地点。ここまでは河津桜、橋の先はソメイヨシノが植えてあるようなので、橋の先からはもう少し後にお花見が楽しめるみたいです。
ゴール
予定の地点で上陸。
天気も良いので、しばらくコンクリの上でボートとかを乾かします。
ボート2艇を丸めて、モンベルのメッシュコンテナ50に詰めました。少し細長く丸めて2艇入りました。これでだいたい7~8Kgだと思いますが、野営装備ではないので背負うのも楽々です。
ゴール地点のすぐそばに駐車場がありますが、迷惑だと思ったので少し離れたところに停めていました。菜の花畑を通過して、スタートしたバス停を抜けて駐車場へ。
まとめ
今回の河津桜ツーリングは大成功でした。パックラフトは軽量なので陸上でも機動性が高く、公共交通機関も絡めて楽しめるので、まだまだ見つけられていない楽しみの可能性がありそうです。
帰りは近くの”おか田”さんに一番に並んでランチ。12時頃には出発できたので、多少の渋滞はありましたが、めちゃめちゃ時間が掛かるというほどでもなく帰宅できました。
コメント
ゆーみーさん、こんにちは。
河津桜パックラフト行かれましたか。私も狩野川でもう一度、とか考えていましたが時間が確保できずに時機を逸してしまいました。
伊豆半島の南の方はまったく意識したことがなくて、青野川は今回はじめて存在を知りました。桜の名前の元になった河津川すら最近知ったくらい…
温泉が流れ込む川はみなかみで経験しましたが、寒いシーズンだとより楽しそう。
ソメイヨシノのシーズンにはなんとか桜咲く川へ行ってきたいと思います。
REIさん、こんにちは。
お花見パックラフトはやってみたかったことのひとつです。2年前まで川に全く興味がなかったので、青野川の存在も河津桜で知りました。
私も今年もう一回くらいはお花見パックラフトを楽しみたいと思っていますが、他にもやりたいことがあったりするので、いい川が見つかってタイミングが合えば楽しめるかなという感じです。