大井川ダウンリバー奥泉~両国@大井川(後編)

スポンサーリンク
パックラフト

2024年3月31日(日) 長島ダム25トン

春のお花見企画ということで、東海地方の皆様と大井川。

当初は寸又川の合流地点あたりから駿河徳山までで話が進んでいましたが、寸又川が合流してからは濁流で水が多すぎる。前々日から現地にいたので、スカウティングした情報などを連携して、より上流の奥泉スタートとなりました。

スポンサーリンク

コース

大井川の上流は、普段は水が少なく浅いことが多いようです。そんなに沢山の情報は見つけられませんでしたが、全く情報が無いことは無い。普段が浅すぎて人気は無いのかな?

奥大井川パックラフトで漕ぐ       2022.

ということで、計画時点で浅いことを想定していました。しかし、前々日の大雨でちょっと水が多いという感じに。

YAMAPも記録したのでこちらも参考に…、大雨の影響で寸又川合流からはリスキーだったので、合流以降はご参考になさらずお願いします。

大井川 パックラフト ダウンリバー / yumecampさんのカヤック・カヌー・パックラフトの活動データ | YAMAP / ヤマップ
豪雨の翌々日。少し水量は減ったとはいえ下流の方は濁流。長島ダム25㌧奥泉から、水は多いけど何とか行けそうなので、ダウンリバーを決行。前日道路からスカウティングしていましたが、思ったよりも水が多くて緊張を強いられる💦チームじゃ

アクセス

千頭駅に9時集合。9時25分発の列車に乗って奥泉駅まで向かいます。8時半ごろ到着しましたが、幹事のMさん、Tさん、Aプロデューサー、お初のHさんはお揃い。我々入れて6名?いや、2名遅刻中とのこと。時間があるのでしばし歓談。

千頭駅~奥泉駅へ移動

そろそろ時間というとこで、荷物背負った異様な集団が千頭駅の窓口に並んでキップを購入。

このキップ、普段の薄いキップではなく、少し厚みのある硬い紙で、硬券というらしいです。私は初めて見ましたが、少し上の世代の方にはおなじみ?

千頭駅ではゆるキャン△のメンバーにお見送りされます。

そしてトーマスのメンバー(誰?)にも見送りされます。大井川鐡道はトーマス列車も有名なようです。

赤で塗装されたレトロな感じの列車に乗り込みます。昨日の昼にアプトいちしろ駅で乗った時には立ちになるほど満員だったのに、今日は朝イチの列車だからかお客さんが少ない。大荷物を持ち込んでも抵抗ありませんでした。遅れた2名も無事に合流し、定刻に出発。

スピードはゆっくり目、景色を見ながらまったりと、しばし鉄道の旅。少し早めで満開ではなかったのですが、車窓からは桜も見えたりして。

車掌さんが列車の進行とともに案内をしてくれます。隣の道路が昔の鐡道路線が通っていたところだとか、大井川と寸又川の合流では寸又川のダムの放水量が多くて濁流になっているとか。大井川と寸又川の合流地点は前日見えなかったのですが、こんな感じで濁流が95%優勢でした。

そして奥泉に到着。

ダウンリバー

スタート(前半)

河原に下りておのおの準備。水温は低かったので、フルドライを着用しました。ウェットとフルドライ半々くらいでした。

フェリーグライドしてウォームアップ。写真の正面に見える奥泉すぐにある右曲がりの瀬は、いきなりヤラレそうな感じなのでその下からスタートしました。前日に駅の近くからスカウティングしたときも少し厳しい印象でしたが、近くで見るとより迫力があります(写真だとわからないですが)。

水量多くて緊張気味にスタート。直後の瀬では、少しコースを外れただけでエディに入ってしまいました。反転流が強い。狙って入ったんですよ?と誤魔化す感じにストリームインして復帰。

流れの後はトロ場があるのでフリップしてもリカバリー、レスキューはしやすいかも。

その後、カヤッカーのみ打たれることのできるという楽しみにしていた滝ですが、打たれる事なく通過しました。まだ寒いし。

前日スカウティングできていた瀬。左岸側は浅いので右岸側へ。

その後はとろ場。この橋を渡ると、昨日見た感じでは1番難しいかなと思った瀬があります。

右岸沿いが良いかなと思っていたので、だいたいそれ通りに通過。ちょっと左にズレるとバックウォッシュが強そうなところに突っ込む感じ。後続見ていた感じでは、捕まる程では無かったようです。この瀬を越えてからは緊張も薄れてきました。

昨日歩いた八木の吊橋を下から眺めます。左岸側は桜も咲いていて綺麗。

このあたりは落ち着いた流れだったのでエディキャチの練習。そして、左岸のエディにフェリーしてからストリームイン。

八木キャンプ場の前。桜がいい感じです。

今後はアプトいちしろキャンプ場へ行かねばならぬ理由は無くなったので、次来る時はここでキャンプも良さそうです。でもアプトいちしろキャンプ場も良かったんだよなぁ。

ここは右岸側の本流がそのまま岩に当たっていて、Mさんが左に抜けるようにハンドサインを出してくれているような。という事で気持ち左寄りで。

八木橋の手前の瀬。

昇泉橋。なんとなくというか、このタイプの赤い橋が多いような。

覚えてなかったのですが、またエディキャッチしてますね。

こちらも前日渡った小山橋。逆光で見えづらいですが、柴犬を連れて犬の散歩をされていました。スマホで写真を撮られているようでしたので、こちらも撮り返します。

良いウェーブの瀬。

ここは少し浅くてラインどりが難しかったです。水がないとライニングになるんじゃないかな。読みが甘くて引っかかっているみーさん。私はスムーズに抜けましたが、最後にちょっとだけフラっとしました…。

寸又川合流の手前で昼休憩。

カラフルなボートの集団。お昼は簡単にパンを買ってきていたのでそれで済ませました。

午後の部(後半)

すぐに寸又川の合流。濁流が結構な勢いで流れ込んできます。

かなり水量がアップして、フリップするとずっと流されそうでリスキー。

流れが右に蛇行しているのですが、右からも流れが来ているし、恐怖を覚える感じ。フェリーで乗り切ります。

ここはちょっと浅かったのですが、この後の右岸に行くのはよくない感じだったので、左岸側へ。

本流は左の流れですが、岩に当たって左右に流れが分かれており、右は大きくエディになっています。右には行きたくないといった印象。このあたりから風が強くなり、強風に向かってガチにフェリーをして左の流れに抜けました。みーさんはダメそう、大丈夫かな。他のみんなも右岸側に流されていきます。

Mさんに続いて、自分は流れを抜けることができたのですが、、、

あ…ありのまま今起こったことを話すぜ。俺は風に向かってパックラフトを漕いでいたと思ったら、いつのまにかフリップしていた。何を言っているのかわからねーと思うが、俺も何が起こったのか分からなかった…

突風でフリップ!?フリップ直後、即座にボートをつかもうとしたのですが、風によって次の瞬間には目の前からいなくなって、パックラフトが大回転!セルフベイラーの穴から水が噴き出しています。そのまま奥のエディまで飛んでいきました。

ボートをつかめたなら、チャンスをうかがって再乗艇できますが、ボートは遠くへ行ってしまいました。冷静に回りを見渡すも濁流で流れは早く、近くに安全そうなエディもない。しばらく流されるだけの状態に…。あ、両国吊橋と両国橋があるなぁ。

両国橋を過ぎたあたりで中州ができていたので、こちらに上陸することができました。パックラフトはみーさんが頑張って運んできてくれていますが見ていて怖い。なかなか思うように運べません。運よくパックラフトが左岸のエディに入りました。そこでAプロデューサーがパックラフトを回収して、カウテールで牽引して運んでくれましたが、流れも強い中で、後にテトラが待ち構えていたので緊張のシーンでした。

ここで全員が一度陸に上がることに。ここでMさんから、この後にラスボスが構えていますが、ここまでにしましょうとの提案があり、終了。パッキングして千頭駅まで歩きます。

千頭へ向かう途中に見えたラスボス。流れが3つありますが、右岸側はかなり危険。写真の右にくぼんでいるところに突入してそのまま…かもしれません。真ん中は左岸に抜けられればいいですが、中央そのままの流れで岩に当たると危険、右岸に行ったら先ほど同様。安全そうなのは左岸のルートのみに見えました。知らずにここへ突入したら事故が起こっていたかも。終了の判断は正しかったと思いました。

千頭駅まで着いたら流れ解散。ゆるキャン△聖地巡礼で食べていなかったBUTAKUSHI!!!!をいただきます。

濃い味で、疲れた体にしみます。これで計画していたゆるキャン△聖地巡礼もコンプリート!

まとめ

春のお花見大井川ツアー。

ゆるキャン△の聖地でもあり、いつかは行ってみたいと思っていた大井川。アニメSeason3放送前に思いがけず行く理由ができ、計画を練って臨んだのですが、大雨に降られて初日の計画が総崩れしました。結果的に、行こうと思っていた奥泉の区間を皆さんと下ることができました。

濁流と突風でアクシデントがありましたが、結果的には無事に下ることができました。結果でしかないような気もするので、あまり参考になさらずにお願いします。

今回は濁流の大井川でしたが、清流(?)の大井川ツーリングも楽しんでみたいのと、寸又峡など行けなかったゆるキャン△聖地も残っていますし、みーさんは吊橋のファンになってしまったようなので、また大井川には来たいです。

東海の皆様も機会があればまたよろしくお願いします。

それでは、また。

コメント

タイトルとURLをコピーしました