2024年3月29日(金)-30(土)
大井川といえば、ゆるキャン△
春のお花見企画が3/31に大井川で計画されたことをきっかけに、ゆるキャン△の聖地巡礼の計画も開始。でも川下りも欲張りたい、ということで、1日目を聖地巡礼、2日目を川下り(単独)、3日目を川下り(仲間たちと)で計画を進めました。
しかし、初日の大雨で計画が総崩れ。ほぼ1日予定をシフトして、1日目聖地キャンプ、2日目を聖地巡礼、3日目川下りという結果になりました。
今回は前編ということで、ゆるキャン△成分多めの1日目と2日目です。
1日目（きみくらと、アプトいちしろキャンプ場）
大雨と強風
早起きをして4時半に出発。静岡に近づくにつれて雨・風がだんだんと強くなりました。これは大井川近辺での観光も辛そうだな、と思いながら東名高速を進んでいると、カーナビが何故かルート変更して１時間遅い到着に。また、ハンドルを取られるくらいに風が強くなってきたので、途中のPAで天候の回復を待つことにしました。
そして道路状況を確認すると、大井川沿いの道路が雨量による交通止め。西の方からの迂回はできるようでしたが、遠回りになること、走りやすい道なのか分からないこと、折角なので大井川に沿って上りたいという思いがあったことから、天候の回復を祈りつつ停滞することを選択しました。もう、この時点で初日の計画は崩壊しました。
少し雨風が弱くなったころに静岡SAへ移動。赤富士ラーメンをいただいて、12時近くですがまだ通行止めは解除されません。時間つぶしに、静岡SAにのガンダムショップを見学。
ですが、雨も止んで、青空が少し見えてきて、天気予報ではこれから回復する一方。
きみくら
静岡SAでこのまま待つか悩みましたが、まだ掛川のきみくらに行ったことがなかったので、行ってみることにしました。
朝早くから豪雨と強風の中を運転し、疲れていたので運転は交代。大井川など通過するので道路上から確認してみましたが、やばいくらいの濁流でした。
そして、ランチタイムも終了というころにきみくらに到着しましたが、お店に隣接する駐車場は満車で、さらに1台待ってる。ゆるキャン△の影響なのかはわかりませんが、今日は平日ですよ…？向かいにも駐車場があったのでそちらに駐車。初めて来ましたが、見覚えのある景色。
2階のカフェで、リンちゃんも注文していた抹茶のティラミスとお茶のセットを注文します。柔らかい抹茶の味とマスカルポーネチーズの味が効いていて、おいしく頂けました。
そして、14時を過ぎたころですが、道路状況を確認すると通行止めが解除されました。全く計画していませんでしたが、きみくらに来れてよかったです。
ということで、大井川を遡上します！と意気込んでいましたが、お腹がアイタタタ…。お昼の赤富士ラーメンが効いてきたようです…。ということでトイレ。
その後、大井川に向かう途中でも再度お腹がアイタタタ…。限界なので、KADODE OOIGAWAという施設に寄りました。たまたまトイレで寄っただけですが、巨大な道の駅のような感じで、色々なものが売ってありました。なにより、ゆーの好きなクラフトビールの品ぞろえが良い。今後大井川に来るときには、ぜひ寄りたいスポットです。
落ち着きを取り戻したので、大井川の遡上を再開します。やっぱり川は濁流です。もうこのころには明日のダウンリバーは無いかなと思っていたので、初日のプランを2日目に移す方針で考えていました。事前に大井川鐡道の時刻表も調べていたので頭の中でチャチャっと計画を修正。
遡上しながら、塩郷の吊橋に寄ろうかどうか迷いましたが、キャンプ場から到着が遅いのでということで電話がかかってきたので、そのまま向かうことに。また来る機会はあるでしょう。
アプトいちしろキャンプ場
そして、アプトいちしろキャンプ場に到着。金曜日ですが、7割程度埋まっています。午前中大雨だったというのに大人気。
サイトはゆるキャン△の聖地A1。数日前に空きが出たので予約しました。
目の前は大井川。長島ダムと大井川ダムとの間で流れは弱く、ここでパックラフトで遊ぶこともできそう。
管理棟の前に看板があって、何やら書いてあるのですが、明確なことは分かりません。遊んでいいのかな？あえて川遊びする必要もないのでやりませんけど。
到着が遅かったので、今年から導入したULテントを設営して、さっさと宴会の開始。KADODE OOIGAWAが買ったオリジナルのクラフトビールで乾杯。ビールの苦みの中に、ほんのり緑茶の苦み。
薪は無人販売になっています。最初に購入した薪はやたらと重いなと思っていたら、午前中の大雨のためか湿気っていて全然火が付きませんでした。仕方なくもう１度、軽くて乾燥している薪を選んで購入したところ問題なく焚火が楽しめました。薪はよく選んだ方が良さそうです。まだ風が強く吹いたり、風向きも変わったりして少し焚火がやりづらかったです。
そして本日の夕食のメインは…、ゆるキャン△の元ネタになったともいわれる「そのまんま肉バーグ」。事前に購入していました。保冷剤の代わりとしても使えて便利。
ということで初日は終了。
2日目（ゆるキャン△聖地巡礼 吊橋巡り）
3時半、テントが歪むほどの突風で目が覚めました。そこからよく眠れず…。
朝食は手軽にホットサンド。食べていたら、突風が吹いてテントが崩壊。焚火台とかいろいろなものが飛びました。みーさんがテントを抑えるために立ち上がったことで、チェアが飛び、目の前の大井川に落ちたかと思ったのですがギリギリセーフ。
強制的にキャンプ終了。風が強く吹くことがあって、他のキャンパーも片付けが大変そうでした。
9時過ぎ、チェックアウトまではまだ時間があるので少し勿体ないような気はするのですが、かなり詰め込んだ計画なので出発。
まずは、千頭駅に隣接されている道の駅音戯の郷へ向かいますが、キャンプ場から近い奥泉駅によって、大井川をスカウティング。写真だとあまり伝わらないですが、スタート直後の右カーブは、流れが左岸に強く当たっていてなかなか厳しそう。チキンルートならいけるか？
駅前のスペースには謎の像が…。トイレも外観が縄文風？でしたが、中はいたって普通でした。
千頭ハイキング(両国吊橋)
スタート地点候補のスカウティングはできたので、千頭駅に移動。ここからハイキングして、両国吊橋、小長井つり橋を周って、11時にcafeうえまるでダムカレーを食べる計画です。YAMAPで記録したので、道中の様子はそちらで。
cafeうえまる(長島ダムカレー)
cafeうえまるは、オープン10分前で10人程の列。お店は20名程度の席があったので、初回で問題なく店内へ入れました。食券を買うのですが、PAYPAY払いは直接レジへ。２名なので、１つは長島ダムカレー、もう１つは大井川ダムカレーにしました。
長島ダムカレーはみーさんが食べた＆感想もらえませんでした。大井川ダムカレーはトマトの酸味を感じるインドカレーに、ダムのローリング式ゲートに見立てたちくわと鹿肉の竜田揚げ(かな？)がトッピングされています。鹿肉は脂身が少なくあっさりしているようですが、噛めば噛むほど肉って感じでおいしい。
ゆるキャン△グッズが店内で販売されています。「やんばいです」のゆるキャン△シールを購入しました。
野外用ステッカーなので、ヘルメットにでも貼ろうかな？赤石岳のシャツもあり、このへんから登るのでしょうかね？(調査不足)
食後は川根茶ソフト。ほんのりとお茶の味。
千頭には突然のBUTAKUSHI！もありますが、豚串は明日のチャンスに回します。ダムカレー食べたばかりで、なでしこほどには食べられません。
長島ダムハイキング(飛沫橋、ミステリ～トンネル、アプト式列車)
そして吊橋巡り再開。アプトいちしろキャンプ場方面へ戻りますが、その途中で小山橋へ。
事前に調べていたのですが、明確な駐車場はないので、橋の手前のスペースに駐車してささっと観光を済ませました。
それから長島ダムの駐車場に車を停めてハイキング。なでしこも歩いたあたりでしょうか。長島ダムの上から少しだけ接阻湖を眺めたら、飛沫橋を経由して、ミステリ～トンネルを抜け、アプトいちしろ駅へ。こちらもYAMAPで記録したのでどうぞ。
アプト式列車との合体シーンは大賑わい。
列車が遅れていて、長島ダム駅での分離シーンは降車する人しか見れない状況になりましたが、降車するのは私たち二人だけ。独占状態になり、ラッキー。
八橋小道ラブロマンスロード、奥大井湖上駅
そして次のハイキングが本日最後となりますが、リンちゃんと綾ちゃんが歩いた八橋小道ラブロマンスロード、そして奥大井湖上駅のコンボ。こちらもYAMAPで。
奥大井湖上駅の列車の時刻は事前に調べていたので、湖上駅に向かうレインボーロードと、展望台でそれぞれ写真を撮ることができました。
時刻は夕方17時。お風呂に入りたかったのでさくっと接阻峡温泉へ。時間が遅かったからか独占できましたが、湯舟は大きくは無かったので混雑するとちょっと大変かもしれません。少しぬるっとしたいいお湯でした。
その後、今日の車中泊スポット、道の駅 フォーレなかかわね茶茗舘に向かいます。奥泉付近から大井川沿いを走って、川のスカウティングを欠かさずに。
八木の吊橋へ。一見細い吊橋にも見えますが、金網が敷かれていて怖くはありません。ここから上流下流をスカウティング。ちょっとした瀬があることを確認。
ディナー(ロンノバル)
本日のお宿、茶茗舘に到着。
大井川周辺で夜に食事ができそうなお店が少なかったので、あらかじめロンノバルというお店を予約していました。お店まで車で行くとアルコールが飲めないので、道の駅から１時間ほどかかりますが、歩いて向かうことにしました。
まだ歩くのかって感じで、さすがに疲れが。なんとかロンノバルに到着。土曜日で周辺にお店少ないので、他にもお客さん居るかと思っていましたが、貸し切りでした。
お酒と食事を楽しんで本日は終了！
戻りはちゃっかり数少ないバスの時間を調べていたので、らくちんで帰ります。
まとめ
初日の大雨で計画が崩れましたが、1日目～２日目でゆるキャン△聖地巡礼を楽しむことができました。日数の問題もあり、上流の畑薙湖や寸又峡へは行けませんでしたが、あと１日あったならコンプリートできるかもしれません。列車やバスは、本数が少なかったり、区間が限られるので、公共交通機関を使った移動は厳しいと思いますが、長島ダムとディナーからの帰りにうまく取り入れることができました。
それでは、大井川(後編)ダウンリバーにつづきます。
コメント
ゆーみーさん
先行現地入りは、偵察だけでなくこのように満喫しておられたのですね。
ゆるキャン△、先代の愛車があの後ろ姿のラフェスタだったのでアニメのオープニング見ておーっと思っていましたが、実は漫画をしっかり読んでおらず。この機会に読んでおかねば。
シールはパドルのブレード面もよいですよ。すぐ剥がれるかと思って割り切って貼っておいたenoのシールとか、かなり長持ちしてます。耐水性なんかないはずのアップルのリンゴシールも剥がれる様子がありません。
大井川ツアーに参加できなかったのが大変残念だったので、後日チャンスをみつけて自分もでかけねば。後編のお話も楽しみにしています。
ゆるキャン△との出会いが無かったら、私がアウトドアを始めることは無かったかもしれません。登山をすることも、パックラフトで川を下るなんてことも無かったと思います。
ということもあって、聖地巡礼は外せませんでした。
大井川は両国以降も調べたのですが、
塩郷ダムでの分断はありますが、塩郷ダム下からスタートして鵜山の七曲りの後に川根温泉をゴールにできそうだったり、大井川鐡道が復活してくれると公共交通機関での移動も出来ると思います。
下流行くならタクシー回送を検討していたので、鉄道は復活してほしいものです。
後編はもう少々お待ちください…。