ソロキャン、デュオキャンにおすすめツーリングテント ステイシーST-Ⅱ

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キャンプギア

ゆーです。

今回は私たちが使っているテントの紹介です。これまでの記事に堂々と登場しているのでお分かりかもしれませんが、私たちのテントはogawaのステイシーSTⅡです。個人的にはかなり優秀なテントだと思っていて、コンパクトにソロ~デュオキャンプを楽しみたい方におすすめです。

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私たちのテント選びの基本方針

元々、バイクでのツーリングキャンプを想定していたため、全てのキャンプギアについて、軽量かつコンパクトというが優先事項としてありました。そのため、テントについても同様に、バイクに積載できる程度に軽量・コンパクトということを重視しました。

しかし、ふたりでのキャンプなので、全てをそぎ落とすのではなく必要十分な快適さも考慮しました。2kgを切るような山岳テントは軽量・コンパクトの両面で非常に優秀なのですが、快適さが低いと思い候補から外しました。

コスト面はあまり考慮しませんでした。また、始めた時には冬キャンプを考えていなかったので、冬を除いた春~秋に使えるスリーシーズンテントを選びました。

現在は春夏秋と冬でテントを使い分けていて、ステイシーは 春夏秋に活躍しています。

最終候補に残ったテントたち

色々と調べた結果、4つのテントに絞り込みました。メーカーとしてはogawaとMSRのふたつになりました。

ogawa ステイシーSTⅡ

公式には2人~3人用とされていますが、大人2.5人用テントという感じで、大人3人は難しいと思います。インナーテントは1人だと快適、2人だと必要十分で多少の荷物を置くスペースも確保できます。デュオキャンプに絶妙なサイズ感です。

さらにコンパクトなテントにしては前室が広いため、タープが無くても多少の日差しや雨は防ぐことができます。雨の時もギリギリふたり、前室で小型のバーナーやグリルを使って料理をして過ごせるといった感じです。

また、別売りのセルフスタンディングテープを使うことで、フライシートのみで自立もできるようになり、雨の日などにインナーテントを濡らすことなく設営・撤収ができます。

2021年にリニューアルして、カラーが2色になったようです。

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ogawa ステイシーネスト

室内空間は、上記ステイシーSTⅡと同様です。フライシートなどの生地を極限まで薄くすることで、STⅡよりも更なる軽量化を実現したモデルです。フライシートの色はSTⅡの落ち着いた色ではなく、白系の色です。

余談ですが…2018年にはネスト向けのセルフスタンディングテープがありませんでした。しかし、2019年からセルフスタンディングテープの販売が開始されたようです。室内空間がSTⅡと同様なのに軽いのが非常に魅力的だったのですが、雨の時の設営・撤収も考慮に入れたので、セルフスタンディングテープの無かったネストの購入は見送りましたが、今ならネストを購入するかもしれません。

と思っていたのですが、2021年11月現在調べてみると、ネストの販売が無いようですね…。

MSR エリクサー3

山岳テントのメーカーで有名なようです。白いテントが夜に映えて、カッコイイみたいな印象のようでした。3名用テントで、インナーテントの天井がメッシュになっています。前室は前後に多少あるので、雨の日などに靴を置く程度は出来ると思います。標準でフットプリント(グランドシート)が付属しています。

サイズ的には2名用のエリクサー2でもいいかも。カラー3色に増えたようです。

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MSR マザハバ NX

エリクサーのさらなる軽量版で、インナーテントの上部がメッシュになります。こちらはエリクサーと違ってフットプリント (グランドシート) は別売りのようです。

2023年、どうやら廃盤になっているようで、後継はハバハバシールドのようです。

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候補となったテントの比較表

上記4つのテントについて、簡単な基本スペックをまとめました。2018年春にテント購入を検討した時点での情報なので、ご参考までに。

メーカー名称サイズ(縦横)収納サイズ重量価格
ogawaステイシーSTⅡ220×150cm
前室110cm
φ19×52cm3900g\45,360
ogawaステイシーネスト220×150cm
前室110cm
φ19×45cm3100g\62,640
MSRエリクサー3213×172
前室76cm
φ20×51cm3190g\44,000
MSRマザババNX213×172
前室76cm
φ17×53cm2260g\74,000

スペックでは分りづらいかもしれませんが、エリクサー3やマザババNXの前室は、雨の日に靴を置いたり、小型のバーナーで調理をするといったこのができるちょっとしたスペースといった感じです。ステイシーの前室は、ふたり分のローチェアを置いてちょっとした生活ができるという感じです。

ツーリングテントでは、ほかにコールマンのツーリングドームが有名だと思いますが、当時は重量が4.4Kg候補のテントに比べて少し重く、広さも少し劣る感じだったこと。また、カラーも強いグリーンでピンと来なかったので候補から外しました。コスト面では優秀だと思います。

メーカー名称サイズ(縦横)収納サイズ重量価格
コールマンツーリングドームST210×120cm
前室105cm
φ23×54cm4400g\16,800

2021年にリニューアルされているようで、良い感じに進化しているようです。カラーも落ち着いた色になっていて、収納時はよりコンパクト・重量も軽量化もされたようです。

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最終的に選んだテント

ogawaのステイシーSTⅡを購入することに決めました!

初めてのテントだったので、購入にあたってはogawaの販売店GRAND lodgeで実物を確認しました。

その際、店員さんにはヴィガスを進められましたが、重量は9Kgと圧倒的に重い…。現在は自家用車でのオートキャンプになってしまったので、今ならヴィガスでも良いかなと思います。バイクへの積載を考えていることを伝えると、その場合はやはりステイシーですね、とのことでした。

テントの下に敷いてテント本体の汚れやダメージを防ぐマルチシート(グランドシート)も合わせて購入しました。より耐水圧等の高いPVCマルチシートというのもありますが、何分重くて携行に向かないと思いますし(1kg超)、普通のマルチシートで何ら困っていないので十分だと思います。

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また、雨での設営などを考えて、セルフスタンディングテープも購入しました。

ステイシーSTⅡのメリット

実際に使ってみて、感じたメリットです。

やはり軽量・コンパクトなので、持ち運びが楽です。4kg程度なので片手でも持ち運びができます。私たちは装備もコンパクトなので、車がサイトに横付けできなくても、駐車場が近ければ持ち運びはそれほど大変ではありません。

設営も難しくなく、最初は取扱説明書を見ながらだったので少し時間がかかりましたが、慣れれば10分程度で設営できます。

前室もコンパクトな割に十分で、ふたりなら雨の日も前室で過ごすことが出来ますし、夜や外出時などは前室に荷物を収納することができます。タープが無くても何とかなるので、私たちはタープを張らずに過ごすことが多いです。

ポールを使って前室を跳ね上げて使うことが多いです。ALアップライトポール110cmは、小さく軽量で、いつもテントの収納袋に一緒に入れています。長さは130cmのものでも良いかもしれません。

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ステイシーSTⅡのデメリット

テント選びの方針に合っているので、デメリットはあまり感じていません。

フライシートの対水圧が十分あるからか、寒くなってきた時期に、フライシート内側の結露が気になったことがあります。ステイシーSTⅡしか使ったことが無いので他のテントも同様かもしれません。結露は、テントの内側と外側の寒暖差を無くすことで防げるらしいので、換気を考えて結露対策をしています。冬場は換気を良くすると寒くなりますが、寝袋などでカバーしています。フライシートの内側が濡れている場合は、撤収する際に拭き取って、日差しで乾かすなどが有効だと思います。

また、周りを見渡すと、ファミリーはもちろんですが、ふたりでも大きなテントを使ってたりするので、比較すると「小さッ」って思うことがあります。現在は車でのオートキャンプが多いので、もう少し大きいテントでも良かったかな?と思うこともありますが、最低限の大きさでふたりキャンプをしているともいえます。私は不自由を楽しむこともキャンプの醍醐味だと思っているので、このミニマム感が気に入っています。また、ソロキャンプの方には絶妙なサイズ感のテントだと思います。

あと、前室を開け閉めするときにファスナーが少し噛みやすい気がします(汗)。

まとめ

初めてのテントだったので、右も左も分からない状態から色々と調べて、ステイシーSTⅡの購入に至りました。結果としては非常に満足していて、最初の1年は20回ほどキャンプで共に過ごしました。テントは長く使うものだと思っているので、値段は高くても満足のいくテントを購入するのが良いと思います。

結局は、どのようなキャンプスタイルか、でテント選びも変わってくると思いますが、ひとつステイシーというテントの参考になれば幸いです。

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購入の際は、マルチシート(グランドシート)も合わせて購入することをお勧めします。タープを使わないスタイルならば、ポールもあった方が便利だと思います。

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ステイシーSTⅡは、ソロ~デュオや、バイクでのツーリングキャンプにオススメのテントです。

ではまた。

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